find

2010/07/06未分類import
findはファイルの検索に使用するコマンド.特に,管理者権限でファイルの検索をする際に便利である.
例えば,以下のようなコマンドを打ち込む.
BigOwl:/home/ushi# find / -name "gnuplot"
/usr/bin/gnuplot
/usr/lib/gnuplot
/usr/share/gnuplot
/usr/share/gnuplot/gnuplot
/usr/share/doc/gnuplot
BigOwl:/home/ushi#
この例では,findを使用して,「/」以下(全ファイルシステム)内をファイル名で検索,対象文字列は「gnuplot」としている.
つまり,ファイルシステム内にあるgnuplotというファイルを検索して標準出力している.
文字列では正規表現を使用することが可能.
例えば,下のようにやると,gnuplotという文字列を先頭に含むファイル名を表示する.
BigOwl:/home/ushi# find / -name "gnuplot*"
/home/ushi/Archives/Old-Editing-Files-090501/Study/gnuplot-script.gp
/home/ushi/Archives/Editing-Files/Study/past-data-090508/gnuplot-script.gp
/usr/bin/gnuplot-nox
/usr/bin/gnuplot
/usr/lib/gnuplot
/usr/lib/gnuplot/gnuplot_x11
/usr/share/vim/vim71/syntax/gnuplot.vim
/usr/share/menu/gnuplot-nox
/usr/share/man/man1/gnuplot.1.gz
/usr/share/gnuplot
/usr/share/gnuplot/gnuplot.gih
/usr/share/gnuplot/gnuplot
/usr/share/doc/gnuplot-x11
/usr/share/doc/gnuplot-nox
/usr/share/doc/gnuplot
/var/cache/apt/archives/gnuplot_4.2.2-1.2_all.deb
/var/cache/apt/archives/gnuplot-x11_4.2.2-1.2_i386.deb
/var/cache/apt/archives/gnuplot-nox_4.2.2-1.2_i386.deb
/var/lib/dpkg/info/gnuplot.list
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-x11.preinst
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-x11.md5sums
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-nox.md5sums
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-nox.list
/var/lib/dpkg/info/gnuplot.postinst
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-x11.postrm
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-x11.list
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-nox.postinst
/var/lib/dpkg/info/gnuplot-nox.postrm
BigOwl:/home/ushi#

gnuplot

2010/07/06未分類import
gnuplotはオープンソースのグラフ描画ソフト.
svgファイルのエクスポートに対応しており,私の実験では,測定プログラムのグラフ描画に呼び出している.
ここではgnuplotのC++(やC)での呼び出し方,使い方を記述する.

mplayer

2010/07/05未分類import
mplayerはコマンドラインを利用した便利なマルチメディアプレイヤーです.
実行には,以下のような引数をとります.
username@BigOwl:~$ mplayer -aspect 16:9 -vf pp=lb  Angel\ Beats\! 第10話「Goodbye\ Days」.ts
ご覧の通り,tsファイルも再生可能.
Screenshot-MPlayer.png

  • vf pp=lbはinterless解除のOptionです.良く忘れるのでメモっておきます.
明るさの設定は,数字の3と4のキーで行えます.

vimの簡単な使い方

2010/07/01未分類import

vimは癖があるけど,慣れると便利なエディタです

vimはUNIX系のOSには必ずといっていいほど標準でインストールされているエディタです.
軽量で高速であることが最大のメリットですが,同時に取っつきにくさは双璧をなすEmacsよりも勝っていると思います.
一度に全ての作業を覚えることは不可能なので,すこしずつ覚えて,簡単な編集作業が行えるようにチャレンジしてみましょう.

vimはコマンドモードと挿入モードがある.

まず,この2つのモードがあることがvimのvimたる所以であると覚えておきましょう.
vimは
vim ファイル名
でvimが起動して対象ファイルを開きますが,この起動時になっているモードがコマンド(通常)モードです.
このままテキストファイルを編集しようと文を打とうとしても,なにも入力されません.
この状態から半角の「i」や「a」を押すと,挿入モードになります.これは普通のエディタの挙動とほぼ同じです.
一度aやiを押した後は,テキストを直接編集する状態です.
再びコマンドモードに戻るのには,Escキーを押すか,「Ctrl+[」を押します.
基本的に「a」と「Ctrl+[」を多用して,vimによる作業は進んでいくのです.

vimを起動した後,実際に「a」と「Ctrl+[」を使って,挿入モードとコマンドモードを切り替えてみてください.

ファイルの保存は「:w」

編集したファイルを保存する際は,コマンドモードで「:w」と入力します.
必要に応じて,「:w 保存したいファイル名」としてください.
「Ctrl+[」 → 「:w」がWindowsにおける一般的なエディタのショートカットキー「Ctrl+s」に対応します.
一見非効率のようですが,ホームポジションからほとんど位置を変えずにこれらのキーは入力できるので大差ありません.

保存せずに終了は「:q」

変更を保存せずに終了する場合は,「:q!」と打ちます.

保存して終了は「:wq」

ちなみに,強制的に上書きする場合は「:wq!」と入力します.

追加で覚えておくと便利なコマンド

上のコマンドさえ覚えれば最低限編集と保存ができるようになります.
ただ,これだけではあまりvimを使う恩恵がありません.下記のコマンドもぜひ覚えるべきです.
加えて,下記のコマンドを組み合わせることもできるので試してみてください.

1行コピーは「yy」,1行切り取りは「dd」,ペーストは「p」

カーソルのある行を含めず5行下までコピー,切り取りを行いたい場合は,「5y」,「5d」と打ちます.

行番号を表示したい場合は「:set nu」,消したいときは「:set nonu」

結構使います.便利です.

n行から,m行までをコピーしたければ,「:n,my」,切り取りたければ「:n,md」

行番号が表示されているときに利用すると効果的です.

n行から,m行までの範囲でoldをnewに置換したければ「:n,ms/old/new/g」

なお,「:1,$s/old/new/g」とするとファイル全体を範囲とします.

sshの導入と使い方

2010/07/01未分類import

sshそれは便利なプロトコル

sshを使って通信すると,安全にサーバと通信することが可能です.
研究室のDebianサーバでsshサーバを構築し,それと通信する方法を説明します.

OpenSSHのインストール

sshとはプロトコル(決まり)の名前で,その通信規格を実際に使うにはOpenSSHというソフトウェアを使います.
このソフトウェアはサーバソフトとクライアントソフトがあって,
サーバ(OpenSSH Server)はDebianに標準でインストールされていません.
インストールするにはrootで以下のようにタイプします(行末ではエンターキーを叩いてください).
各行を入力し,エンターキーを押すと,aptitudeが実行され,画面が流れていきます.
Yes,Noの確認が出たらYesを選択してください(yでも,Yでも,yesでも大丈夫です).
aptitude update
aptitude upgrade
aptitude install openssh-server
上を入力するとインストール完了です.

設定

設定ファイルは,/etc/ssh/sshd_configです.
これをvimを使って編集します.