文字数カウント

2010/05/20vimimport
vimで文字カウントができないかな,と思ったらありました.

>たとえばm行目からn行目までの文字数をカウントしたければ :m,ns/./&/g とすればよい.
>マッチした1文字に対してマッチした1文字そのものと置換する,という無意味なことをやっていて,
>置換を行うと置換された箇所の数が返ってくるのでその数で文字数がわかる,という仕組み.
>日本語でも1文字は1文字扱いされるので最近のVimなら大丈夫.

こちらのページの方,ありがとうございます.そんな応用は思いつきませんでした.

簡単な使い方

Scilabの簡単な使い方の例.とある授業の流れに沿う.
ちなみに,使っているバージョンは,5.2.2(2010年5月17日時点での最新の安定版)です.
ここでは,x(0)=1.0を満足する微分方程式,
{\Large \dfrac{\text{d}}{\text{d}t}x(t)=x(t)}

{\large 0\leq t \leq 1}の範囲における解を求めるプログラムを書いてみます.

プログラムのつけ方.

scilabを起動する.

WS000016.jpg

上のようなアイコンをクリックする.*1
そうすると少し重いですが起動します.
WS000017.jpg

こんなスプラッシュが表示されると思います.

起動直後の画面

以下のようなウィンドウが出るはずです.
WS000018.jpg

付属のテキストエディタを利用する

WS000020.jpg

上の画面のマウスポインタのあるアイコンをクリックすると,次の画面が表示されるはずです.
WS000021.jpg

*1 : scilabがパソコンに入っていない場合は,公式ページからインストーラをダウンロードして,インストールしましょう.私はVistaで使ってますが,インストール先をProgram Filesから,自分で作ったフォルダ(C:\Software)に変更しました.その方がたぶん問題は起きにくいでしょう.

プログラムの編集

次のような文を入力してみてください(コピペは覚えないのでやめた方がいい).
このエディタはscilabのコマンドなどに色をつけてくれるので便利です.
//x'==x,x(0)=1

//上の微分方程式の定義
function xdot=f(t,x)
	xdot=x;
endfunction

//初期条件の定義
x0=1;

//時間に関する定義(t0:初期時間,t1:終端時間,dt:時間刻み)
t0=0;	t1=1;	dt=0.01;

t=t0:dt:t1;

//微分方程式solver
x=ode(x0,t0,t,f);

//グラフの表示
plot(t,x)
編集を終えたら,Ctrl+sなどで,適当な場所に保存してください.

グラフの表示

WS000025.jpg


上の画面にある『Scilabへロード』を選択すると*2,次のようにグラフが描画されます.以上.

WS000026.jpg

*2 : 古いバージョン(5.2.0など)だと,メニューの『ファイル』→『Scilabへロード』という場所にあります.

crontab

2010/05/14Linuximport
crontabはUNIX系OSにおける,定期的なプログラムの実行を行うためのコマンド.
このコマンドの利用により,『毎週土曜日,23:00に録画プログラムを起動して,録画を開始する』というようなことが可能になる.

このコマンドは,まず,次のように入力する.
BigOwl:~# crontab -e
すると,デフォルトのエディタ(私の環境の場合はvim)が起動して,crontabのファイルが開かれる(チルダ~はvimにおける,編集ファイル中の何も入力されていない(行も存在しない)部分であることを示す).
# m h  dom mon dow   command
~
~
~
~
~
この最初から存在する行は,コメント文である.行頭から,#はコメントを示す記号,mはmin,hはhour,domは日(たぶんday of the month),monは月,dowは曜日(day of the week),commandは実行したいコマンド・ファイル名という意味.


この書式に従って,実行したいコマンドとその実行時刻を記述する.
下の例では,毎日3時25分に/root/analog.sh(webサーバのログ解析ソフトを実行するシェルスクリプト)を実行するような記述である.
# m h  dom mon dow   command
25 3 * * * /root/analog.sh
~
~
~
~
『Esc→:wq』でvimを終了すると,『crontab: installing new crontab』という表示が現れ,crontabが更新されたことがわかる.

花子

2010/05/14花子import
花子はJustsystems製のWindows用アプリケーションソフト.印刷物や図形を比較的容易に手早く作成できるソフトです.
かつては一太郎とともにそれなりに使われていたのでしょうが,
現時点(2010年)ではすっかり勢いを失ってしまって,マイナーなソフトであるようです.
ただし,作図に便利な機能が備わっているほか,EPSやSVG形式でのエクスポートが可能であること,
さらには廉価(ATOKや一太郎などとセットで15000円くらいで買えます.)であることから,有用性は非常に高いといえます.

以下の記事では,私が使った機能で有用だと思われるものを紹介します.その方が覚えるので.
使っている花子のバージョンは,花子2010です.

WS000012.jpg