vimでsyntaxを追加する

2012/03/02未分類import
私が使っているvimでは,Visual BasicまたはVisual Basic .NET(拡張子vb)のsyntaxが有効になっていなかった.
これを有効にするにはgvimrcに次の行を追加する.
au BufNewFile,BufRead *.vb			setf vb
この行のうち,"*.vb"が対応する拡張子の指定箇所,"setf vb"が読み込むsyntaxファイルの指定(ファイル名はvb.vim)である.
ただし,これはVisual Basic用のsyntaxである.
今回編集したいのはvb.net以降のソースコードなので,syntaxファイルをvbnet.vim: Syntax highlighting for VB.NET から取得し,
vbnet.vimを"vimのインストール先/runtime/syntax"以下に置いてから,次のようにgvimrcの先程の行を編集する.
au BufNewFile,BufRead *.vb			setf vbnet
これで,Visual Basic .NET系のソースコードのsyntaxを一応表示できるようになった.

MSYSに関するメモ

2012/02/29未分類import

MSYSでのmake install

MinGWの環境に確実にmake installするには,次のようなオプション付きで実行しなければならない.
make install prefix=/mingw
これ,重要です.
そして,wxWidgetsが正常にコンパイルできるのは,MSYS内だけであることも非常に注意すべき内容です.

MSYSでのコピペ.

コピーはとにかくとして,ペーストはInsertキーでできる.

fancyhdrでヘッダの書式指定

2012/02/28未分類import
初期設定のままだと,章や節のタイトル中にある半角アルファベットの小文字が大文字に変換されてしまう.
これは不便に感じることがあるので,設定の変更の仕方を調べた.
leftmarkの大文字化を防ぐというページに解決法が載っていたので,これを修正して自分好みの書式に変更した.リンク先のページの方,ありがとうございました.
下記をfancyhdrの設定部分(\pagestylefancyの記述箇所)よりも前に置けば書式変更が適用される.
\makeatletter
\def\ps@fancy{%
%\def\sectionmark##1{\markboth{\ifnum \c@secnumdepth>\z@ \thesection\hskip 1em\relax \fi ##1}{}}%
\def\chaptermark##1{\markboth{\ifnum \c@secnumdepth>\z@ \thechapter\hskip 0.5em\relax \fi ##1}{}}%
%\def\subsectionmark##1{\markright {\ifnum \c@secnumdepth >\@ne \thesubsection\hskip 1em\relax \fi ##1}}%
\def\sectionmark##1{\markright {\ifnum \c@secnumdepth >\@ne \thesection\hskip 0.5em\relax \fi ##1}}%
\ps@@fancy
\gdef\ps@fancy{\@fancyplainfalse\ps@@fancy}%
\ifdim\headwidth<0sp
\global\advance\headwidth123456789sp\global\advance\headwidth\textwidth
\fi
}
\makeatother

PDFをEPSに一括変換する

2011/12/19未分類import
次のコマンドをバッチファイルとして記述し,実行すると良いです.
TeXにPDFの図を取り込む際に威力を発揮します.
ただし,gswin32cをインストールしておかないといけません(TeXがインストールされれば普通は入っていますが).
for %%A in (%1) do gswin32c -q -sDEVICE=epswrite -sOutputFile="%%A".eps -dNOPAUSE -dBATCH -dSAFER -dEPSCrop "%%A"

図のcaptionを再定義する

2011/11/08未分類import
TeXの図や表のcaptionは書式を大きく変更するのには不便な仕様になっている.
なので次のようなコマンドを定義してみました.
\newcommand{\parcaption}[2]{
\addtocounter{figure}{1}
{\bf 図 \arabic{chapter}.\arabic{figure}}\parbox[t]{#1zw}{\rule{0pt}{2.5ex}
\quad#2\rule[-0.5zh]{0pt}{2.5ex}}
}
使い方は次のようになります.つまらないマクロですが,意外と便利です.
\begin{figure}[htbp]
\begin{center}
\includegraphics[width=35zw,bb=0 0 1024 768]{figure/IMGP0000.jpg}
\parcaption{25}{ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ}
\label{aaaaa}
\end{center}
\end{figure}
さすが自分で適当に書いたパッケージ.
カウンタが正常に動かなかったり,参照できなかったりしますので次の方法の方が良いでしょう.

captionパッケージの使用

そんなパッケージがあるなんて知りませんでした.
このコマンドを簡単かつ自由に書式設定できるようにしてしまうマクロがcaptionパッケージなのです.
CTANというサイトのcaptionパッケージのある場所からinsファイルとdtxをすべて落として,
一つのフォルダに放り込み,platex caption.insと叩くとstyファイルが出来ますので,
それらをTeXの文書のあるフォルダに入れればインストール完了です.
プリアンブルに
\usepackage[hang,small,bf]{caption}
と書き,\captionの前に
\captionsetup{margin=90pt}
などと書けば完璧です.もっと早くに知っておくべきでした.