句読点 カンマとピリオド
2012/06/02
おそらく普通は気にもとめないことだと思われますが.
なぜ私がカンマ,ピリオドを使うのかというと,次のようないくつか理由があります.
- 大学の時に理系の文書(理工書や論文)ではカンマ,ピリオドを使うと教わった.
- 持っている理工系の本のほとんどがカンマ,ピリオド表記.
- 数式やそれに準ずる文字,欧米系の用語・記号を頻繁に使うときなどは,カンマ,ピリオドの方が調和している*1.
- 今でも数式をいっぱい使う文書を頻繁に書くため,使用するパソコンのIMEの設定が「,」と「.」になっている.
- 現代のパソコン画面のレイアウトは日本語ワープロソフト以外,基本横書き*2.
- もし,「、」と「。」を使う必要が出てきても,正規表現等を使って置換操作をすれば大きな問題とならない.
慣れとは恐ろしいもので,すぐに変えるつもりは起きていませんね.
ちなみに縦書きで記述・印刷・公開することが明白な文章や,
分野的にカンマピリオドが使われないだろうもの,
書式に指定があるものは,「、」と「。」など指定の表記で記述しています.
例えば,縦書きで完成状態となる「名状しがたき小説のようなもの」の原稿ですと
ある時点で置換処理して句読点を直していますね*3
私個人としては,一般的な文書の場合どの表記でも横書きの場合は気になりません.
左横書きはもともと欧米の記法であり,
それに対して「,」と「.」の組,「,」と「。」の組,「、」と「。」の組を使うことは
異なる文化を取り入れ発展してきた雑種文化である日本らしさを物語っていて理解できると思います.
ある文書中で句読点を統一できていれば問題ないでしょう.
というわけで,このサイトはずっと「,」と「.」を句読点として使い続けるでしょう.