私のLinux歴

2010/08/28未分類import

私のLinux歴

Linuxを始めたのはカッコイイと思ったから

なんだかんだいって,もう結構Linuxとは長いつきあいになります.
今もLinuxを使っている理由は,昔の自分がLinuxのことをカッコイイと思ったからに他ならないでしょう.
学部一年の時のことです.成り行きで,とある先生が,真っ黒な画面に白い文字だけが流れている状態からLinuxのインストールを始め,
デスクトップ環境まで構築するまでの作業に立ち会ってしまいました.
スクリーンの結果を見て自信満々に操作を進めていく姿が印象に残ってしまいました.

当時の自分は大学に入って何をすべきか迷っていた部分があって,時間も今よりはありました.
その関係で,Linuxのインストールとかをし出して,少しずつノウハウをためていきました.
コンピュータのHDDのパーティションとか,OSのインストールとかそういう話をそのころ初めて知りました.
最初にさわりを教えてくれた先生は忙しかったので,自分でいろいろ調べてました.

Vine Linux

最初にインストールしたのはVine Linux 3.0でしたね.確か.
Pentium IIIの古いデスクトップと,Pentium Mの当時のメインPCに入れていた記憶があります.
当時,日本語を扱いやすいLinuxとして,Vineは国内ではメジャーであり,その先生の研究室が使っていた関係で使ってみたのです.
コンソールやその他の解説がかなり日本語化されていて,初心者に向いているとされていたのです.
何よりも日本語のTeX環境の充実度合いが他のディストリビューションより頭一つ抜きん出ていました.そのため採用していたんだと思います.

だけど,日本人だけが開発者のVineはアップデートの速度や,パッケージ数で他に大きく劣っていました.
そのため,何か新しいプログラムを導入してカスタマイズ使用とすると,途端に難易度が上がり手がつけられなくなったのです.
楽をしたくて,そしてもっと世界で使われているディストリビューションを使いたくて,早々にVineから手を引きました.
今思うとこれは良い判断だったと思います.乗り換えた頃からVineの開発速度は目に見えて遅延していきました.

Debianに乗り換える,そして停滞

生意気だった私は,Vineも採用していたaptの本家,Debianに鞍替えしたのです.2年になる直前だったでしょうか.
『Debian GNU/Linux 徹底入門 第3版 ~Sarge対応』という武藤健志さんの本を買って,結構気合いを入れて読んだのです.
sargeを一通り構築しました.しかし,LAN内で扱えるsambaとか,文書作成に使うTeXとかを構築したところで進歩は止まってしまいました.
材料系の専攻に入って,Linuxをする意味が前にも増してなくなってしまったのです.
それに,webサーバとかを走らせるにしても,当時の自分の住処は学寮でネットワークはDHCP.サーバーを公開することもできませんでした.
それがモチベーションの低下を招いて,学部が終わるまではLinuxの運用はそんなに熱心ではありませんでした.
使っても,文章を書くぐらいでしたから.それならWindowsでやった方がはるかにマシなのです.

停滞期にも,sargeからetchへとアップデートをしたり,Linux用にATOK X3を導入したりはしています.
けど,その程度でした.

院に進んで

アパートに引っ越しました.固定IPアドレスを入手したのを契機に,Lennyと古いPCを使って公開用のサーバ構築をしました.
それが2009年の5月頃.sshやSFTPも使い始め,ネットワーク周りはかなり充実しました.
一年ほどその環境で運営して,2010年初頭にシステムをPentium DualCoreマシンに更新.
夏にCore 2 QuadにCPUを交換して,今度は動画のエンコードもLinux上で行えるようになりました.
部屋での作業はブラウジングも含めて専らDebianというのが現状です.

なぜLinuxを使うのか,といえば

なぜLinux(Debian)を使うのかといえば,
  • カッコイイと勝手に思っているから(特にUbuntuでなく,Debianを使ってるあたりが?)
  • お金がかからない.OS代タダ!*1
  • なんだかんだいって,過去にそれなりの時間を割いて勉強をしたから,操作はできる.
  • 趣味には結構良い(適度に頭使うし,勉強するだけ便利にもなる)
  • WindowsやMacがどちらかといえばきらい.
  • GNUに賛同するよ,オープンソース最高!
  • マイナー志向

といった理由が考えられます.
カッコイイ,Windowsとかなんかヤダ.なんて人ならば素質はあります.
自発的に始めるような人は,理系のオタクっぽい人なんでしょうね.自分も含めて.
当然万人には勧められません.Linuxが普及することを願いますが,
その頃には「ふふふ,イマドキLinuxじゃなくて,○○○だよな」なーんていってるかも知れません.うわー…ヤナヤツ…….

*1 : サーバ用にWindows Serverというシリーズがあるが,これは10万円くらいする.

2010/08/27(金)最新版FirefoxをDebianにインストール

FirefoxをDebian Lennyにインストール

Firefoxというwebブラウザがありますが,DebianにはIceweaselという名前で古いバージョン(3.0系)がインストールされています*1
とにかく,最新の3.6.8を使いたくなったのでインストールしました.プラグインが動かないものですから…….

インストール手順

同じものをWikiにも載せるはずですが,とりあえずこちらで先に.

まず,Firefox 3.6.8のLinux版を公式ページからダウンロードします*2
そして適当な場所で解凍します.解凍するとfirefoxというディレクトリができているはずです.
ushi@BigOwl:~/Desktop$ tar -jxvf firefox-3.6.8.tar.bz2
ushi@BigOwl:~/Desktop$ ls
・
・
firefox
・
・
ushi@BigOwl:~/Desktop$
するともう実行形式になっているので,それを適切なフォルダ(というかディレクトリか)に移動します.
普通は,自分で追加したアプリケーションソフトは/opt以下に置くらしいので,その流儀に従います.
ushi@BigOwl:~/Desktop$ su
パスワード:
BigOwl:/home/ushi/Desktop# mv firefox /opt/
BigOwl:/home/ushi/Desktop# cd /opt
BigOwl:/opt# ls
atokx3 firefox
BigOwl:/opt# mv firefox firefox-3.6.8
これでこのフォルダの中のfirefoxというファイルを実行すれば,このバージョンのFirefoxが起動します.
適当にランチャ(Windowsにおけるショートカットアイコン)を作ってやれば楽に使えます.

ただし,このままでは,フラッシュプレイヤーが入っていないので,
アドビのサイトからLinux版の最新のもののtar.gz版をダウンロードしてきます.
これを解凍すると,libflashplayer.soというファイルが出てきますので,これを上記の/opt/firefox-3.6.8/内のpluginsの中へ放り込みます.すると,フラッシュも使用できるようになります.

It's All Text!をインストール.

Firefoxのプラグインに関するサイトから,ダウンロードしFirefox上でインストールします.

*1 : 名前が違うというのは,Debianを開発している側が,Firefoxの側にフリーソフトとして何らかの問題があると判断したからだと思いました.Debianは厳密なのですね

*2 : どうやら,閲覧しているブラウザか何かでダウンロードするバージョンを判定しているよう.「Linux版をダウンロード」っていうようになっていると思うのですが,なっていなければ各OS対応版を探してください.

Debianの壁紙そろそろ変えたいけど……

どうしたものでしょう.下は現在の壁紙.大和型,カッコイイです.
けど数ヶ月これのままなので変えたくなるという….モノクロだし…….

あ,ユーザ名がバレてる…….まあいいですね,ユーザ名だし…….

Screenshot.png


とりあえず,いくつか試してみましょう.
Screenshot-kumo.png


「雲の向こう、約束の場所」.背景がすごくきれいなのです.
Screenshot-kumo2.png

2010/08/24(火)体温?微熱?

気温がそれぐらいまで上がったとかそうでないとか.
部屋に帰って温度計を見たら30度をまだ突破してました.あちー!
それにしても,今年は暑い.いつになく暑い.冷房はもはや生活必需品の域まで達してますね.

日記が滞っていたのは……

書く気力が起きなかったんです…….まめにお越しくださる皆様,すみません.
なるべく毎日書こうとは思っているんですが,どうしても日があいてしまうこともあります.
RSSで確認されると確実です.

そういえばですが,このページの閲覧者数ですが漸増してます.
ありがたい限りです.ただほとんどはボットですけどね.
検索語句で真っ当なものが上位にランクインするようになって参りました.

1位はDebian,
2位はinkscape,
3位はtex,
4位はAvidemux,
といった感じに.閲覧する方のお役に立てればと思うのですが,
検索語句の印象から必ずしもニーズに一致する記事は多くないようです.
場合によっては過去の記事を加筆修正したいと思います.

2010/08/20(金)動く,動かない

動く

引っ越しで活躍したのは,修士以上の人.
装置とかの勝手を知っているというのが一番の理由でしょうけど,他の人が動かなかったというのもあり…….

動かない

まずB4.学部の人たちは指示をしないと動かない.
先生やD1とM2が話し合いをしてものを動かしている側で,カップラーメンを食べるという具合.
人にもよりますが,自発的に指示を受けてそれなりに動いてくれる人が少ないです.というかいなかった…….
この場合,先輩としての指導力がないということになるんでしょうか…….
それとも,後輩が気が利かないんでしょうか…….
私自身についても,人に頼むのが若干苦手な部分があるもので,それを改善しないといけないですね.

次に,修士の一部.修士の中にも自分はやらないから,適当にお願いって感じの協調性のない奴らがいます.
それも学部生が動かない一因?……でしょうねぇ……….

その次に動かないのは私の肩.一昨日,昨日と,どうやら重いものを持ちすぎたらしい.
慣れないことをすると,碌なことがないですね.運動不足が露呈したともいいます.
全身が何だか筋肉痛になっているし…….
調子が良くなったら,筋トレを始めましょうかね.ああ,もう嫌です.

動かないものが多すぎる!!!
以上,愚痴でした…….

スクリプトは書いてみるものですね

先日書いた動画ファイルを勝手にエンコードしてくれるシェルスクリプトは効果抜群.
たぶん,一週間で200~300GBほどのファイルを処理しきりました.
すごい.しばらくとりためても平気そうです.
現状では,CMカットせずに一通りエンコードして,
視聴する際に気に入ったら編集するということをしてます.その方が時間がかからないでしょう.

2010/08/19(木)引っ越し

研究室の引っ越し

というか,隣の部屋まで研究室が広がるのです.面積が1.5倍くらいになったのかな.
その部屋へ荷物を移動したり片付けたりで,一日がつぶれました.もう少し掛かりそうです.
日頃使わない筋肉を使ったので,数日後が怖いです…….というかもう筋肉痛気味です.はあ…….

持っている本の多さに改めて気がつく

研究室に自分で購入した本をかなり置いてます.当然研究に関係する専門書がほとんど.
机の上に大きな棚を置いていたんですけど,
その置き方が棚の一段に二層本を置いても溢れるほどで,机を動かすのに一苦労しました.結局棚の中身を出しました.
今はまだアパートもあるんでいいんですけど,来年以降この専門書たちの置き場が確保できるか不安です.
アパートには研究室の机近辺の数倍の本が置いてあるものなぁ…….それにパソコンが3台か….
実家の私の部屋って八畳で,すでにものが溢れてるんですけど……….ちょくちょく片付け始めないとヤバイですね.
マンガ・小説は買ってなくて良かった,と少しだけ思います.