2012/03/31(土)茶色い雨
住んでいる辺りは空が黄色っぽいというか,茶色っぽいというかそんな感じでした.
その状態で雨が降り始まりました.そして,雨が真横になるくらいの風が吹き荒れるという状態.
雨が茶色かったです.お昼を買いに車で出かけましたが,
ワイパーを動かす度に茶色い水が押しのけられていくという珍しいことになりました.
車,自転車,外に置いてあったものはたいてい泥だらけです.
自転車は途中からカバーを掛けたのでマシですが,カバーが茶色い水滴まみれに.
風が強かったので家の窓や外壁も泥がつきました.
それぞれの(一部に)ホースで水をかけたら,茶色い水が流れていきました.
明日は洗車しなければならないでしょう.ふぅ…….
2012/03/28(水)外付けフラッシュのようにも見えるが実はそうではない
外付けフラッシュのようにも見えるが実はそうではない
待ちに待った荷物が届きました.カメラ用品です.K-rの上についている部品(とレンズフード)が待っていた荷物です.
外付けフラッシュのようにも見えますが実はそうではありません.GPSユニットなのです.
撮影したときの場所の緯度経度,標高,世界標準時が写真に記録されます.


O-GPS1という製品であるスジでは有名なユニットです.
これを買う人はもう一つGPS機能以外が目当てな人が多いそうです.私もそう.
星の動きを追尾する機能があり,お手軽に天体写真が撮れるのです.試しに,何枚か撮ってみました.
扱いに慣れていなかったり,そもそも非常にきれいに撮れるユニットでなかったりしているので,
結構流れてはいますが,それでもすごいと思います.
中央の明るい星+ライブビューでピントを合わせ,そのまま1分半ISO800で撮った写真.
18mmで撮ってるので結構流れているのは目立ちません.優秀.

北斗七星.こっちは結構流れています.2分半シャッター開いてました.

わーい.家に帰ってからの楽しみが増えました.
2012/03/25(日)人はすぐには変われない
用事のことも含めて,非常に疲れました.
人はすぐには変われない
ということを改めて認識しました.そして非常に落ち込みました.くよくよするのはそこそこにして,次こそは失敗せぬように気をつけねば!
とりあえずは一区切り.別のことに重きを置きます.
K-rのファームアップデート
持っているカメラのファームウェアが更新されていたのですけど,しばらく実行に移しませんでした.
SDカードにアップデートのファイルを書き込んで操作するだけでお手軽に実施できました.
この更新を行ったことで,
- SDXCメモリーカードに対応した.
- 露出モードB(バルブ)で全てのISO感度設定の使用が可能になった.
- コントラストAF時の作動シーケンスを改善され,合焦までの全体速度を向上した.
- GPSユニットO-GPS1に対応した.
2012/03/17(土)Debian squeezeでFirefoxの最新版(に準ずるもの)をインストールする
ブラウザが古すぎて,現在の表示が利用できませんよといわれました.
stableのIceweaselのまま使っていたんですが,このままでは色々不便です.
で,以前自分でまとめた手順で最新のFirefoxをインストールしてみたんですが動きません.
以前知り合いの方から同じ情報はいただいていたんですが,
その方はUbuntu系に乗り換えていたので積極的に解決策を調べていませんでした.
自分の環境以外のエラー対処って,そのシステムを触れないとよく分からなかったというのもあります…….
端末で実行するとこんなエラーが出ます.
ushi@BlueOwl:~$ /opt/firefox/firefox XPCOMGlueLoad error for file /opt/firefox/libxpcom.so: libxul.so: cannot open shared object file: No such file or directory Couldn't load XPCOM. ushi@BlueOwl:~$ちなみに,libxul.soは存在しています.これは難しそうだ.
実際ちょこちょこと試行錯誤してみましたが,解決せず.
結局,以前コメントをいただいたななしさんの方法を試してみました.
mozilla.debian.netのパッケージを使う方法です.
ちゃんとできました.ななしさんありがとうございました.
英語なものの,リンク先に解説が書いてあって,それに従って作業をしていけばちゃんとインストールできます.
ですが利便性のため,以下に手順を書いておきます.
squeezeでreleaseを使う場合の設定です.
deb http://backports.debian.org/debian-backports squeeze-backports main deb http://mozilla.debian.net/ squeeze-backports iceweasel-releaseの2ヶ所を/etc/apt/sources.listに追加します.当然エディタでもSynapticで追加しても構いません.
次にupdateを行って新しい情報を入手します.
# apt-get updateこのとき次のようなエラーが出ますが,無視してください.
W: GPG エラー: http://mozilla.debian.net squeeze-backports Release: 公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY 85A3D26506C4AE2A続いて,apt-get installをオプション付きで実行してインストールします.
# apt-get install -t squeeze-backports iceweaselapt-get install時にも公開鍵の関係で続行するか聞かれますが,とりあえず続けてください.
警告: 以下のパッケージは認証されていません! libsqlite3-0 iceweasel-l10n-ja libmozjs11d libvpx1 xulrunner-11.0 iceweasel 検証なしにこれらのパッケージをインストールしますか [y/N]? yこれで,新しいバージョンのIceweaselを使用可能になりました.GmalもGoogle+も普通に使えます.
アップデート・アップグレード時のエラーを消すため,この後に次の操作をします.
root@BlueOwl:/home/ushi/Downloads# wget -O- -q http://mozilla.debian.net/archive.asc | gpg --import gpg: ディレクトリー「/root/.gnupg」ができました gpg: 新しい構成ファイル「/root/.gnupg/gpg.conf」ができました gpg: 警告: 「/root/.gnupg/gpg.conf」のオプションは起動している間、有効になりません gpg: 鍵輪「/root/.gnupg/secring.gpg」ができました gpg: 鍵輪「/root/.gnupg/pubring.gpg」ができました gpg: /root/.gnupg/trustdb.gpg: 信用データベースができました gpg: 鍵06C4AE2A: 公開鍵“Debian Mozilla team APT archive <pkg-mozilla-maintainers@lists.alioth.debian.org>”を読み込みました gpg: 処理数の合計: 1 gpg: 読込み: 1 (RSA: 1) gpg: 絶対的に信用する鍵が見つかりません root@BlueOwl:/home/ushi/Downloads# gpg --export -a 06C4AE2A | sudo apt-key add - OK root@BlueOwl:/home/ushi/Downloads#これでエラーは消えたはず.
debian-keyringパッケージをインストールしていれば,次の操作だけでエラーは消えるはずです.
#apt-get install pkg-mozilla-archive-keyring
2012/03/12(月)自分の変曲点
結局,東日本大震災に遭遇して,私は以前よりも真剣に生きるようになったと思う.
それまでの私は,甘い考えがもっとたくさんあった気がするし,
いつの間にかもっといろいろなことを諦めていた.もっと自分にも他人にも無関心だった.
それが変わってしまったのは,人間のちっぽけさ,命のはかなさ,人の素晴らしさ・醜さ
自分が生きていることが如何に幸福であるかなどを再認識したからだろう.
そして,これらを踏まえて思ったのだ.生者は一生懸命に生きねばならないということを.
東日本大震災は時代の変曲点たり得る出来事でもあったと考える.
それは多くの日本人が同じ災厄を経験し,命の危険を感じたと考えられるからだ.これは重要なことだと思う.
震災前は,60年以上続く「戦後」の時代だったといえる.
戦争を経験した世代が少なくなり,多くの人が共有できる「命の危険をもたらす出来事」がなくなっていた.
これはある意味で非常に幸福なことではあるが,同時に不幸なことでもある.
平和は素晴らしいが,人々は平和の中に長くとどまることで過去の戦災などの災厄を忘れどこかに油断や慢心を抱いていくのである.
今回の震災は多くの人が共有できる「命の危険をもたらす出来事」となり,
多くの人が気を引き締めるきっかけとなったはずだ.
心のどこかにこの体験が残ることで,少しずつ時代が動いていくのではないだろうか.
1年経っても震災や以前から存在した問題は山積したままだし,むしろ新しい問題が増え続けていく.
それは第一に1年程度で解決するような問題などほとんどないからだろう.
腰を据えてやるべき問題ばかりなのに,今の時代は成果を急ぎすぎているのだと思う.
楽観するわけではないが,着実に進んでいる部分もあるはずだ.
当然,問題は他人任せではいけない.将来日本を取り巻く環境・情勢はますます悪くなる.
日本を可能な限り良い方向へ持って行くためには,
各個人が考え,悩み,もがきながら対策を行いつつ進んでいくほかない.
生き残るために日本人は考え続けなければならない.
考えるのをやめたら,人は死んだのと同じだと思うし,何もなせないまま死んでいくのだと思う.
そんなことを震災をきっかけにまた考えるようになった.
今私がすべきことは,一生懸命に生きること.
仕事も私事も全力で取り組んで,考え悩み続け,動き続けること.
前に進んでいくことだろう.