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2017年07月16日の記事

2017/07/16(日)チョウトンボとコシアキトンボ,ミセススローカム

暑いと思いつつ,時間が少し空いたのでトンボの写真を撮りに出掛けました.
チョウトンボというきれいな羽を持つトンボが生息する場所が比較的近くにあるという話を聞いたためです*1
実際,そのトンボは蝶のようでした.惜しむらくは,曇っていたために羽の色がそこまできれいではなかった点.そして望遠レンズを持っていなかった点*2
このトンボの羽はたぶん構造色(恐らくキチン質の多層膜)によって発色しており,光の入射角,観察する角度によって色の見え方が大きく異なります.
曇りだと,散乱光が空のあらゆる方向から均一に入射するため,見る位置による色の変化に乏しいと思われます.強い光でもないため,羽も輝きません.
晴れた日に望遠レンズを持って行くのが適当な被写体といえます.

それはさておき,この生息場所はトンボの楽園というべきものでした.
このチョウトンボの他,表題に掲げたコシアキトンボシオカラトンボギンヤンマといった種類のトンボが飛び交っていました.
咲き誇るハスの茎にはヤゴ(の抜け殻)もあり,トンボにとって好条件がそろっているようです.
ハスはミセススローカムという名の交配種で定植されたもののようです*3
このハスは咲き始めの花は桃色,日を追うごとにうちに桃色から薄い黄色~白色になるようです.花びらの先端付近だけ桃色がわずかに残るようです.
先日見に行った大賀ハスよりも華やかなハスでした.

この場所は結構気に入りました.別の機会に訪れようと思います.

IMGP0784e.JPG
[撮影日時: 2017:07:16 11:08:12,焦点距離: 135mm,F値: 9.0,露光時間: 1/250s,ISO: 200,EV: 0]

チョウトンボ.
IMGP0791.JPG
[撮影日時: 2017:07:16 11:09:56,焦点距離: 135mm,F値: 9.0,露光時間: 1/200s,ISO: 400,EV: 0]

コシアキトンボ.ほとんどとまらないため写真に撮るのが大変.
IMGP0769.JPG
[撮影日時: 2017:07:16 11:04:19,焦点距離: 78mm,F値: 9.0,露光時間: 1/500s,ISO: 200,EV: 0]

ミセススローカム.

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