2010/10/29(金)オゾンノカオリ

オゾンノカオリ

引き続き実験のお話です.今回導入された光源は,Xenonランプ.
溶融石英のランプである関係で,盛大にオゾンが発生します.ランプ使用中は暗室内は濃度が高くなる可能性がありキケン.
換気扇とエアコンを使用して排気してますけど,暗室に立ち入るとオゾンのニオイが感じられます.
このランプを使い始めて,初めてしみじみと嗅いだニオイですが,ナカナカイイニオイ.
これが,ASのECS不可視モードのカオリですね(ネタ的に濃すぎますかね?)!

この暗室内で引きこもったら間違いなく体をこわすでしょうね*1
Xenonランプ点灯中はできればあまり入りたくない場所です.立ち入る際に光が入ってしまう可能性もありますしね.

というわけで,測定機器や測定用のマシン(LinuxとWindowsが1台ずつ)は暗室内に置いてありますが,
パソコンによる操作はVNCサーバやTeraTermを使用して暗室の外から(研究室のLAN内で)確認できるようにしてあります.
以前に測定状況の確認(グラフでモニタしている)の際に,
自分の机から測定系までの行き来が面倒で構築した環境ですけど,こういう活用法もありということですね.


*1 : ただ,『オゾンの各種作業環境における許容オゾン濃度』であるらしい,0.1ppmは下回っているものと思われます.下回っていなければこんな記事書かないで,先に排気用のホースやら何やらを発注していることでしょう.

風邪を引いた?

体がだるく,咳とくしゃみが出る出る.のどは痛くないんですけど,何だか粘膜は炎症を起こしているよう.これは……オゾンか*2
で,早く帰って寝ようと思ったんですけど,運悪く(?)研究員の方につかまってしまい,光源のテストをすることに.
昨日の自作プログラム君は大活躍.今も15秒刻みで2時間延々と計測をしてくれていますです.
ああ,帰るのが今日も0時過ぎですね.けど明日は休みだから寝てましょう.天気も悪そうですし!

*2 : Wikipediaのオゾンの記事によれば,『急性中毒では目や呼吸器への刺激から始まり、高濃度になるに連れて咳やめまいを引き起こし、……』とあります.って順序もなるとされる濃度も違うか.