2010/12/09(木)自作ステッカーの野望
自作ステッカーの野望
過去に,そういえば,家族が「マウンテンバイクを再塗装したいけど,ARAYAのステッカーはないだろうか」,なんていっていたことを唐突に思い出しました(えと,いってましたよね,確か).
ちょっと気が抜けたので,多分ないだろうなぁ,と思いつつ調べたら本当になくて,実現するとすれば,自作するしかないだろうという結論に.
何とか自作ステッカーを作れないものかと調べたらけっこう簡単そうでした.
インクジェットプリンタ用の透明フィルムが存在するのですね.
方針としては
- 素材のイラストやマークを用意する
- ステッカー作成シート(ホワイト・クリア)を用意する(探したらこれが一番最初に出てきたので.).
- 素材を画像ファイルに変換して,適宜加工する.
- 印刷する(ご丁寧にマニュアルもあった.しかもフラッシュを使うとはすごいですね.)
というわけで,道は開けたって感じですが,問題はARAYAのロゴ画像をどこで入手するかでした.
ネットでは当然高解像度の画像は公開されていません.
思いついた,というか思い至ったのが,ARAYA CXを買ったときに付いてきた,取説のロゴでした.
そこそこに大きいのでこれをスキャナで取り込んでやれば,きれいな画像データを得られそうです.
ただ,取り込んだだけでは駄目で,GIMPやInkscapeを駆使して画像処理をしてやる必要があります.
- スキャンした直後は色ムラとにじみが目立つ.かつ色は紺色で縁は特に何も加工されていない.
- 得たい画像は,白色で縁が二重線になっているもの(=CXのロゴはそうなっていた)
- GIMPで輪郭抽出→輪郭強調→ポスタリゼーションを行って元画像を白と黒の2色まで色数を落とす.
- Inkscapeで「パス↓ビットマップをトレース」を実行してラスタ画像をベクトル画像に変換する
- 引き続きInkscapeを使って,地道に縁の二重線を追加していく
- 色を指定し,PDF化して完成
いつか手を出してみたいものです,フフフ.
その際はARAYAのマークではなく,別のイラストだったり…….
実験失敗
クライオスタット*1を使った実験.光をサンプルに当てていたつもりが,シールドがずれて光が当たっていなかった.せっかく10K(ケルビン)まで下げたのに,苦労は水の泡です.
クライオスタットのサンプル室は,霜の付着や熱伝導を防ぐために真空状態になっているのですが,
シールドのずれを直すためだけに,真空状態から大気圧へサンプル室の気圧を戻さないといけないわけです.
めんどくさいし,それまでの実験はうまくいっていただけにショックが大きいです.はぁ……….