2014/03/08(土)望遠鏡 PENTAX 75SDHF

何だか,父が伯父から望遠鏡をいただいたそうで,それを使わせてもらうことになりました.有り難い限りです.
表題のPENTAX 75SDHFというヤツです.
PENTAXが望遠鏡事業から撤退して久しいですが,その際に販売されていたものですね.
この望遠鏡は赤道儀などとセットで,天体観測システムとしても売られていたようですが,今回いただいたのは望遠鏡だけになります.

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ケースに収納.ケースは付属ではなく,父がササッと作ったものらしいです(そういう職業なので流石という感じです).

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写真の通り有効径D=75mm,焦点距離f=500mmの望遠鏡です.

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K-30を取りつけてみた状態.
ちなみに伯父はニコン派だったらしく,マウントアダプターはFマウントしかありませんでした.
なので私が使用する際は,FマウントをKマウントへ変換するマウントアダプターをさらにかませる必要があります.
望遠鏡もカメラもPENTAXなのにマウントだけ違うという謎の状態ですね.

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このときの試し撮りの被写体は何故かYMS-14ゲルググ.
近くではピントが合わず部屋の端から端を狙っての撮影でした.後,暗かったのでLEDライトで投光してます.
ボケ気味ですが,色収差などはない良い写りです.三脚が貧弱なのと暗いのが災いしてますね.

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日を変えての試し撮り.某所から高原山を撮っています.周辺減光が目立っていますね.

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Q7にカメラを交換しての撮影.周辺減光は当然無くなりました.
K-30より倍率が3倍ほど上がってますが,なかなか良く写っていると思います(風とピントの合い具合がマイナス要因).
しかし,ピント合わせがさらに難しくなり,動くものの撮影はほぼ不可能といえます.

結論.望遠鏡は結局単焦点レンズなので,良く写る(星を撮るものだし……).
K-30を使えば動くものの撮影も辛うじて可能なレベルかもしれない(取り扱いやすい安定性の高い良い三脚が必須).
Q7での動体撮影はほぼ不可能.ただ超望遠撮影(35mm換算で2300mm!)は面白く,じっくり撮影するには良い.