2014/09/28(日)自転車のライトホルダー改良

今年に入ってから,時間を見て,次の写真のような自転車用のライトホルダーを自作しました(木製).
このライトホルダーは市販品*1に比べ,ごつさ・見た目と引き替えに,圧倒的なライトの保持性能を発揮して満足していました.
しかし,先日ジョイフル本田へ自転車で買い物へ行った帰りに,
ライト固定に使用していたベルト(マジックテープで市販品の流用)が破断し使用不能に陥ってしまいました.
なので,本日,ベルトを使用しない構造へ改良したものを作成しました.

_IGP2645.JPG

主要部はM4のキャップスクリューで固定する構造です.これに起因する締め付け力により,位置ずれとは無縁です.
しかし,ライト着脱の容易さを求め,ライトの固定部分だけマジックテープを使用する構造だったことがアダとなりました.

_IGP2842.JPG

改良部品を取りつけた状態.ベルトによる固定から,M4ネジを4本使用した固定方法に変更しました(長いキャップスクリューはお店ではあまり売られていない).
溝加工とねじ穴を開けた部品でライトをサンドイッチするものです.
これで走行中にライトが外れる事態に陥る可能性は極めて低くなったと考えられます.
ただ,M4ネジを4本も使用するため,着脱を行いづらくなりました(トレードオフなのでとりあえず我慢).

_IGP2844.JPG

機能的には,保持能力が劇的に向上したほか,今まで通り光軸の左右の振り(回転)具合も調整できます(最大±20度くらい?).

懸念点は,使用した材料の大きさの制約から,固定により加わる力に対して弱い向きに材料を使っていること.
しばらく使っていると,溝加工した部分が割れてきてしまうかもしれません.
まあ,当面はこの構造で様子を見てみます.

*1 : 私がこれまで使っていたのはBikeguy バイクライトホルダーというものですが,このライトを取りつけるには不十分らしく,些細な段差など振動が加わる度にライトがお辞儀してしまうことが問題でした.また,光軸を左右に振れないことが地味に不便でした.