2010/08/13(金)そういえば,ヘッドホンに靴下をはかせるのは普通ですか?
そういえば,ヘッドホンに靴下をはかせるのは普通ですか?
1990年頃に販売されていたらしいVictorのHD-700という当時9000円くらいだったというヘッドホンを今でも使っています.もう20年ものになるんですね.たぶん本格的に使い始めたのが10年ほど前.
その時点で耳当てが劣化していて,耳が汚れるっていうことで誰も使っていなかったんですが,
モッタイナイと思って汚れるのを我慢して使い始めました.
ある時目に入ったのがくたびれて使わなくなった(ピンク色の)靴下.あ,これを使えば耳が汚れないかもと思って実行.
受験勉強の時とかに家族に目撃されて失笑を買ったようです.思えばよく始めたものです.
現在は黒い靴下を使っています.見た目は確かに悪いですが,普通は自室で聞くんですし,
まだまだ普通に音が出るので,買い換える予定もない…….
普通に5Hz~25kHzまで音が出ているようですし,可聴域とされるのは20Hz~20kHz付近なので*1,十分だなぁと.
適度に高音も低音も出ていて気持ちいいものです.
アンプを交換し,スピーカーユニットを交換し,果てはサウンドカードまで買ってしまった私.
このヘッドホンとサウンドカードの組み合わせは,
- おそらく低音から高音まで比較的フラットに再生している雰囲気.
- ヘッドホンが重いしうるさい.デスクワーク以外の作業をしながら聞くことができない.
- スピーカーでは必ずしも再生されない低音を聞き取ることができる.
- 音量を大きくすることができる.
- 長時間していると痛くなる.
一方,スピーカーの場合は
- 高音・低音の再生は不得意.
- 以前のシステムに比べると,低音もそれなりに出るようになった.
- ただし,(推定だけど)100Hz以上からしか出ていない.
- 何も耳につけることなく音楽を楽しめる.
- 音量をあまり大きくすることができない(特に夜は).
- 音量を上げられないため,特に低音と高音が小さく聞こえる.
- 定位感がヘッドホンのものに比べて好き.
- 可聴域で(20~17000Hzで)フラットな周波数特性(→ヘッドホン)
- 行動が制限されない(→スピーカー)
- 過度な低音ブーストは大嫌い.だけど少しは聞こえてほしい……かな………(→ヘッドホン).
- しまりのない低音はきらい.制動の効いた適度な強度の低音がいい(→ヘッドホン).
- 音のきめが細かい(→現状だとヘッドホンとスピーカーは同等のような.密閉型という点ではスピーカーの方が分が悪いかも知れないが,正直なところわからない).
- 目の前に演奏者がいるかのような定位感が大好き(→スピーカー)
この好みを満たすには,ハコを新造し,
ウーファ+専用パワーアンプを追加したスピーカシステムを構築する必要がありそうですが,先の話先の話.