2010/12/09(木)災難続き

災難続き

昨日はARAYAのCXが風に倒れ,フロントフォークに盛大な傷が付き,今日は後輪がパンク.ホントついてないですわ.

フォークのキズはそのままですけど,パンクは直さないと走れないので修理を実行しました.
使っているジャイアントのマウンテンバイクのタイヤに比べて,タイヤの取り付け取り外しが容易でした.
マウンテンバイクの方は,タイヤを外すためのヘラを使ってもキツキツでなかなか外せないんですけど,
CXはすんなりと出来ました.

リム側に穴が空いていたので,リム打ちパンクということでしょうか.
そういえば,昨日走っていたら,間違えて石か何かに高速で乗り上げたんですけど,それが原因なのかも知れません.
パッチをあてて補修し,チューブをタイヤに入れて,リムに入れるのですが,これもかなり楽.
だいたいタイヤをリムにはめた後に,少しヘラを使うだけで完了.
やはり自分で適当に買ってきたタイヤと最初から履いているものではピッタリ具合も違うんですかね.

2010/12/09(木)自作ステッカーの野望

自作ステッカーの野望

過去に,そういえば,家族が「マウンテンバイクを再塗装したいけど,ARAYAのステッカーはないだろうか」,
なんていっていたことを唐突に思い出しました(えと,いってましたよね,確か).

ちょっと気が抜けたので,多分ないだろうなぁ,と思いつつ調べたら本当になくて,実現するとすれば,自作するしかないだろうという結論に.
何とか自作ステッカーを作れないものかと調べたらけっこう簡単そうでした.
インクジェットプリンタ用の透明フィルムが存在するのですね.

方針としては
  1. 素材のイラストやマークを用意する
  2. ステッカー作成シート(ホワイト・クリア)を用意する(探したらこれが一番最初に出てきたので.).
  3. 素材を画像ファイルに変換して,適宜加工する.
  4. 印刷する(ご丁寧にマニュアルもあった.しかもフラッシュを使うとはすごいですね.)
何だかEPSONのインクは耐候性が強いようなので,実家のプリンタを使えば相当高品質なステッカーを作れそうです.多分数年は大して色あせないだろうと思ったり.
というわけで,道は開けたって感じですが,問題はARAYAのロゴ画像をどこで入手するかでした.
ネットでは当然高解像度の画像は公開されていません.

思いついた,というか思い至ったのが,ARAYA CXを買ったときに付いてきた,取説のロゴでした.
そこそこに大きいのでこれをスキャナで取り込んでやれば,きれいな画像データを得られそうです.
ただ,取り込んだだけでは駄目で,GIMPInkscapeを駆使して画像処理をしてやる必要があります.
  • スキャンした直後は色ムラとにじみが目立つ.かつ色は紺色で縁は特に何も加工されていない.
  • 得たい画像は,白色で縁が二重線になっているもの(=CXのロゴはそうなっていた)
という場合は
  1. GIMPで輪郭抽出→輪郭強調→ポスタリゼーションを行って元画像を白と黒の2色まで色数を落とす.
  2. Inkscapeで「パス↓ビットマップをトレース」を実行してラスタ画像をベクトル画像に変換する
  3. 引き続きInkscapeを使って,地道に縁の二重線を追加していく
  4. 色を指定し,PDF化して完成
という様な手順が必要ですよね.その労力を惜しまなければ,自作のステッカーは作成できるということがわかりました.

いつか手を出してみたいものです,フフフ.
その際はARAYAのマークではなく,別のイラストだったり…….

実験失敗

クライオスタット*1を使った実験.光をサンプルに当てていたつもりが,シールドがずれて光が当たっていなかった.
せっかく10K(ケルビン)まで下げたのに,苦労は水の泡です.
クライオスタットのサンプル室は,霜の付着や熱伝導を防ぐために真空状態になっているのですが,
シールドのずれを直すためだけに,真空状態から大気圧へサンプル室の気圧を戻さないといけないわけです.
めんどくさいし,それまでの実験はうまくいっていただけにショックが大きいです.はぁ……….

*1 : 低温恒温装置.低温を保つための容器です.ガス冷凍機で冷やしてマス.

2010/12/04(土)何かが違う

何かが違う

あ,自転車の傷ついたところにゴムを貼りました.ちと格好悪いがしゃーないですね.

デュワーと液体窒素と高温超伝導体とマイスナー効果の写真

昨日書いたことの写真を載せてみます.

いわゆるデュワー瓶です.長年使われずに放置されていたようなんですが,無事液体窒素を汲めました.
DSC00889.JPG


そして,サンプルを液体窒素の中に沈めて冷やします.焼結体で黒いペレット状になっとります.
この写真ではきれいに液体窒素の液面が見えますね.
DSC00891.JPG


サンプルと磁石.サンプルを置いておいた角灰に液体窒素がたまっとる….
磁石はたぶんネオジムでしょう.
DSC00895.JPG


この状態で磁石にサンプルを立てかけてみると,磁石に触れずに半浮き状態になります.
本当は,大きな超伝導体の上に小さな磁石を置いて,
磁石を浮かせたいところでしたが,用意できたのが逆だったのでこんな状態に.
DSC00904.JPG


あ,ちなみその場のノリで磁石も冷やしてます.
DSC00907.JPG


で,温度が高くなる(T>90K?)と,下の写真のように普通に磁石にもたれます.
DSC00906.JPG


いやはや不思議ですねぇ(論理的な説明がそれなりにされているとはいえ).
こういうお遊びをすると,室温超伝導材料の研究とかをしてしまいたくなってしまいますよ.何にせよ貴重な体験でした.
ちゃんちゃん.

2010/12/03(金)180度回転

180度回転

今日は風が非常に強く,自転車倒れたなと研究室にいるときから確信していたら案の定!
しかもハンドルが180度回転してるし!!*1

ブレーキの部品がダウンチューブのネモトを削ってくれてまして,塗装が派手に剥がれました…….ショックが大きいです.
そこまで目立つところではないので平気といえば平気なのですが……….
Bike_frame.jpg

ちなみに,自転車のフレームの名前は上のようになってます.この図はWikipediaのフレーム (自転車)からいただきました.

キズ補修はとりあえず済ませましたが,今後も起こる可能性がゼロではありません.
対策としては,ブレーキが当たる可能性がある部分にゴムか何かを巻いておこうかと思います.
明日塗料が完全に乾いてから実行に移すことにしましょう.


*1 : リアキャリアに荷物を載せた状態で,ESGEのセンタースタンドを使うと,前輪が浮くので余計回りやすいんですけど,

食材消費

一昨日スーパーで買った安売りの肉を消費するためにまたシチューを作りました.美味美味.
例によって,作りすぎなんですけど,まあ食べきれるでしょう.

マイスナー効果

マイスナー効果って,超伝導体の上に磁石を置くと浮くというアレです.それを何故か試してみることに.
液体窒素をどこからともなく入手して,同じくどこからともなく入手してきたデュワー瓶に入れて,
高温超伝導体(77K以上で超伝導状態になる物質)のサンプルを液体窒素の中で冷やし,
古いハードディスクから取り出したサマリウムコバルト磁石*2に立てかけると,コイン状のサンプルが立ちました.
少し感動しました.気が向いたら,写真も後でアップロードしておきます.

その後,4端子法で電気抵抗をテキトーに測ったら,超伝導っぽい結果が.やっぱりこういう実験って面白いですね.

*2 : ただし,もらったときにその人から伝え聞いただけなので本当かどうかはわからない.ネオジム磁石かもしれないです.