2015/02/28(土)自転車用キャリア NITTO CampeeCross27 REAR SET
表題のNITTO(日東) CampeeCross27 REAR SETというものです.
日東のキャンピーシリーズは旅用自転車の装備では一級品として有名です*1.
無印のキャンピーはランドナー用であり,よりタイヤ径の小さい(650A Bなどの26インチクラスのものの)自転車向けですが,
このクロス27は名前の通り,27インチクラス以上(700C系)のタイヤ径に対応した寸法のキャリアです.
このキャリアの特長は付属の説明書によると
- 軽くて,丈夫できれい
- M5およびM6のネジで部品は固定する.
- 他のキャリアに比べて,バッグを低い位置に取り付けるため,走行時の安定性が高い
- バッグの総重量は16kg以下(左右均等に積載のこと)
取り付け前
届いたときに撮りました.場所がなかったので自室の机の上です.実際,軽くて丈夫(そう)できれいです.


側面及び正面から.溶接がしっかりしてあり丈夫そうです.
あらゆる部品が入念に溶接されています.

このように,バッグを引っかけるフレームは取り外しておけます.
取り付け後
自転車に取り付けてみました.この自転車では,Vブレーキが邪魔でキャリアダボを使っての固定が行えなかったので,
カンチ台座を利用してキャリアを固定しています.このセットには両方の部品が付属しています.


今までステーに取り付けていた反射板はやめて,LEDかしこいテールライトを取り付けました.

これで,前後キャリアとも日東製になりました.
色も統一できている点は良いです(ただし完全に同じ仕上げではない).

手持ちのバッグ,オーストリッチS-7を取り付けてみた状態.
確かに今までよりも低い位置にサイドバッグがあります.

ちなみに以前のキャリアではこんな感じです.

サイドバッグが低い位置にあるため,上左右にバッグを載せたとしても,テールランプがこの配置でもバッグに隠れません.
あ…,S-7が結構退色しているのがわかりますね.
キャリアを取り付けた後,10km程試しに走ってきました.
段差でバッグが少し外れたので,固定方法は少し検討した方が良さそうです.
今後,宇都宮への買い物などで使っていって,善し悪しを判断することにします.
2014/11/22(土)フロントバッグの取り付け等
OSTRICH(オーストリッチ)の幌布フロントバッグでF-516という型番のものです.

取り付けてみて,フレーム色との似合い具合は悪くはないかな(良くもないけど)という印象を持ちました.

側面から.ESGEのセンタースタンドを使っていますが,フロントバッグを取り付けたことで駐輪時に後輪が浮くようになりました.
フレームの中央に巻くことにしたベルトは,この駐輪状態でハンドルが左右に勢いよく回り,フレームに傷が付くことを防止する目的です.
少々格好悪いですが仕方なしです.

バーテープを巻き直したのですが,あまり改善しませんでした.ビニルテープでバーテープの終端は巻いています.
バッグについては,容量は大きすぎず,小さすぎずといった感じ.
工具類,カメラ,ライト等,必要なものを十分入れられます.
なお,このバッグ自体にはクッション材は一切ないので,
カメラ等衝撃に弱いものを入れる場合は別途衝撃吸収の対策を行う必要があります.

ハンドルの端には自作のキャップを嵌めてあります.
家族からは塗装した方が良いといわれたんですが,個人的にはそのままでも良いと思っています.
この後,試し乗りで20kmほど走ってきました.バッグの使い心地は上々です.
段差を超えるときは少し音がしますが,位置はズレません.
途中で買い物をして,早速目一杯にものを入れましたが特に問題なく収納できました.
中身が溢れそうな場合でも,落下しにくい構造になってます.
先週末に整備してから,夜間の短時間しか自転車に乗れなかったので,
日中比較的長時間乗ることで整備後の自転車の感触がだいぶつかめてきました.
まず,サドルは長時間乗っても,やはりおしりはあまり痛くなりません.
また,変速レバーは,慣れてしまえば結構スムーズに変速できます.
しかも割と迅速に変速できることがわかりました.
今までのシフターでは一度に数段変速するとき,カチッカチッと何度もレバーを押さないといけませんでしたが,
交換したものは,1回の動作で何段でも変速できます.
ただし,変速時はハンドルから手を離さないといけなくなったのでデメリットもあります.
さらに,ハンドルの形状が変わったことで握る際のポジションが増え,長時間の巡航も少し楽になりました.
また,握る場所によってはスピードを出しやすくなった気がしました.
次はもう少し長距離を走って,データを蓄積していきたいと思います.
2014/11/16(日)自転車部品交換 ARAYA CX 2010 Kai
買ったときから使っていたハンドルグリップの劣化が著しかったことが今回のきっかけです.
グリップだけではなく,かねてから取り替えたいと考えていた部品も交換することにしました.
具体的に変更・追加した箇所は次の通りです.
- ハンドルバーをフラットバーから日東B261AA(ブルホーンバーに近い形状)へ変更
- フロントキャリアを追加
- サドルをおしりに優しいものへ変更
- 変速レバーをダブルレバーへ変更
- ブレーキレバーをシフター一体型からブレーキレバーのみのものへ交換
- 整備中のトラブルによりVブレーキをDeore系へ変更
- 部品変更に伴いシフトケーブル・ブレーキケーブルを全て交換
結果的に休日のかなりの時間を自転車の作業にとられることになりました.

作業開始前(土曜日)のARAYA CX.グリップの他にも,サドル,シフトレバー,
調整不足による変速の不調(フロントディレイラーがアウターに入らない)などたくさん問題ありな状態でした.

作業完了後(日曜日夕方).ハンドルとサドルの色が変わったことが一番目を引く感じでしょうか.
シフトレバーが移動したため,ハンドル付近が非常にすっきりしていますし,
フロントキャリアとダブルレバーがピカピカでカッコイイですよね!
ただ,人によってはどこが変わったんだって思われるかもしれません…….
以降は作業・部品のメモです.興味のある方は引き続きご覧ください.
サドル
サドルはビーム スプリングコンフォートサドル ブラウンというものです.スポーツ車に取り付けられる形状で,かつ大きなスプリングを持ち,乗り心地が良さそうということで購入しました.


スプリングは大きいものの,サドル自体はそこまで大きくないので,スポーツ車に取り付けてもそこまで不格好ではない…かな……….
このサドルの取り付けは非常にスムーズに終わりました.
フロントキャリア追加とブレーキ交換
フロントキャリアは日東のM12というキャリアです.取り付け時にアクシデントがありました(後述).
取り付け後の写真.耐荷重は5kg.キャリア自体はかなり軽量で仕上げがきれいです.流石メイドインジャパン!

同じく取り付け後の写真.このキャリアはフロントフォークの中央にあるダボ穴とカンチ台座(カンチボルト)を利用して固定する構造です.
作業は簡単のはずだったんですが,いざ作業を始めて見ると,本来外れてはいけないカンチ台座が取れてしまいまして…….

ブレーキを固定しているM6のネジを回したら,根本のM8のネジ(カンチボルト)ごと抜けてしまいました.
しかも抜けてしまったカンチボルトとブレーキを固定しているM6のボルトは噛んでしまっていくら回そうとしても回りませんでした……*1.

本来はこの写真のようになるべきでした.
換えの部品がないとどうしようもない状態に陥ったため,急遽Amazonでカンチボルトを注文しました.
お急ぎ便で,土曜日夕方発注で日曜日の午前中に届きました.こういうときAmazonってすごいですね.

チタン製.やたら高いが,タイムイズマネーなので,この際仕方ないこととします.

ダメになった箇所だけ交換しました.細かい形状は異なるものの,規格品のようで必要な部位の寸法は同一のようです.

結局,今まで使っていたブレーキは使用不能になったので,代わりを買いました(せっかくなので前後同時に購入です.).
これまではBR-M422というグレード低めの部品でしたので,性能はアップしました.
部品を交換したらキャリアはすんなり装着できました…….

ちなみにリアのカンチ台座はこんな感じでした.リアはフレーム一体でまさに台座ですね.
ダブルレバー取り付けとシフトケーブル交換
ダブルレバーはダイヤコンペのものです.
このレバーはシマノ推奨のインデックスシステム採用ではなく,ラチェット機構で無段階にシフトケーブルを引っ張る構造です.
そのため,調整が簡単で様々なディレイラーにこれ一つで対応可能という魅力的な仕様です.ただし,迅速な変速はできません.


この自転車のフレームにはダブルレバー台座なるものが標準で付いています.
これまではシフトケーブルのマウンタで隠されていました.

これを外すとこんなものが現れます.この形状も規格があるのか,ダイヤコンペのレバーにぴったり合います.
ちなみにフレームにこの台座がなくても,後付けする部品は売っているらしいので大抵の自転車にダブルレバーはつけられると思います.

インデックスの調整をせずに済む+ハンドルにレバーを取り付けるより短い分,シフトケーブルの取り付けは簡単です.
私は結構手間取りましたが…….
ハンドルバーとブレーキレバー・ケーブル交換
ハンドルバーは日東B261AAです.このバーの存在は染谷翔の自転車世界一周ワロスwというサイトを閲覧していて知りました.

フラットバーでしばらく使ってきましたが,やはり長時間乗ると疲れます.
ドロップバーはドロップバーで操作性が少し悪そうです.
そこで半々くらいの形状ということでこのハンドルバーにした次第です.

バーテープをあわせて購入したのですが,ハンドルの端に取り付けるキャップが付属品ではB261 AAには嵌りません.
B261 AAが一般的なバーよりも内径が小さいからなのでしょう.
よって,写真のようなキャップ部品を急遽自作しました.
クルミ材をプラス公差で加工し,ヤスリで削りながらバーにきつめに入るサイズにしました.
自作部品をつけた後,バーテープを巻いてみたものの,端的にいうと失敗しました.
特に巻き終わりの処理が雑でもう…….なのでアップの写真は今回は載せません.
ブレーキレバーはダイアコンペ DC135というものに交換しました.
これの交換は楽でしたが,問題はブレーキケーブルの交換でした.
毎回Vブレーキの調整が苦手なのですが,今日もすごく手間取ってしまい時間がかかりました…….
もう少し手際よくできないものか……….
試乗
一通り作業が終わった後,夕暮れの町を少しだけ走ってきました.交換したサドルの乗り心地は素晴らしく,多少の段差があってもおしりに衝撃が伝わらないし,
それなりに力を入れてこぐこともできるという満足な性能でした.
変速レバーについて,位置の変更直後であるため,どうしても不慣れ・違和感はあるものの,
変速自体は難なくこなせました.
B261 AAとバーテープの組み合わせもかなり良いです.
バーテープは割と厚めで断熱性が高いらしく握っていて温かかったです.
走行時の手のポジションも増え,満足です.
時間を見て,より良い状態へ自転車を整備していきたいと思います.
2014/09/28(日)自転車のライトホルダー改良
このライトホルダーは市販品*1に比べ,ごつさ・見た目と引き替えに,圧倒的なライトの保持性能を発揮して満足していました.
しかし,先日ジョイフル本田へ自転車で買い物へ行った帰りに,
ライト固定に使用していたベルト(マジックテープで市販品の流用)が破断し使用不能に陥ってしまいました.
なので,本日,ベルトを使用しない構造へ改良したものを作成しました.

主要部はM4のキャップスクリューで固定する構造です.これに起因する締め付け力により,位置ずれとは無縁です.
しかし,ライト着脱の容易さを求め,ライトの固定部分だけマジックテープを使用する構造だったことがアダとなりました.

改良部品を取りつけた状態.ベルトによる固定から,M4ネジを4本使用した固定方法に変更しました(長いキャップスクリューはお店ではあまり売られていない).
溝加工とねじ穴を開けた部品でライトをサンドイッチするものです.
これで走行中にライトが外れる事態に陥る可能性は極めて低くなったと考えられます.
ただ,M4ネジを4本も使用するため,着脱を行いづらくなりました(トレードオフなのでとりあえず我慢).

機能的には,保持能力が劇的に向上したほか,今まで通り光軸の左右の振り(回転)具合も調整できます(最大±20度くらい?).
懸念点は,使用した材料の大きさの制約から,固定により加わる力に対して弱い向きに材料を使っていること.
しばらく使っていると,溝加工した部分が割れてきてしまうかもしれません.
まあ,当面はこの構造で様子を見てみます.
2014/09/14(日)茂木城山公園と蒸気機関車
ここは彼岸花の名所です.今回は偵察ということで,この彼岸花の開花具合を確認するということで出掛けました.

午前10時の時点でこんな雲が出ていました.そして見事な青空.
まずは市貝を目指します.
ルート的にはさくら市役所*1→県道181号線→県道64号線→県道61号線→県道338号線→県道69号線というものです.

市貝の道の駅へ着きました(出発地点のさくら市氏家から30kmくらい).
かなり新しい道の駅のようです.

変なキャラのイラストがあったので.たぶんサシバなのでしょう.

町内案内の看板.市貝だと,過去に芝ざくら公園には行ったことがあります.
県道69号線→国道123号線と移動して,真岡鐵道(以下では真岡鉄道)の茂木駅までやってきました.
この時点では駅に車両は何も停車していませんでした.


駅前にあった茂木町内案内の看板.


真岡鉄道は茂木駅が終点です.なので,線路もここで終わり.


ちなみにこの線路の延長上は芝生になっています.
Wikipediaによれば昔は線路を茂木駅よりも先まで延ばす計画があったようで,
Googleマップを見ると少し先まで線路の用地のような場所が続いています.
さて,上の写真の山が目的地の城山公園です.

上りの途中.かなり急で地味に長いので自転車は押しています.
目的地には着いたものの,彼岸花は咲き始めのようでまだ満開ではありませんでした.
それでも,咲き始めの分,きれいな色をした花がついていたので何枚か写真を撮りました.
ただ,彼岸花の色は鮮やかすぎて,パソコンのモニタで見るとその色を再現できていないかもしれません.
なので,イマイチに感じるかもしれません.



彼岸花の写真を撮っていると,蒸気機関車っぽい汽笛が聞こえてきました.
眼下を見るとそこには,真岡鉄道の擁する蒸気機関車が停車していました.

拡大していただくとわかりますが,蒸気機関車が転車台に載っているのが見えます.
残念ながら望遠レンズを持ってこなかったので,大きく撮れませんでした.

山の頂上まではまだ登ります.

登り切った所にある駐車場まで来ました.

城跡の一部(武具蔵や本丸の跡の方向を撮っています).
帰りの時間や蒸気機関車の写真を撮ることを考えて,公園内の散策は見送りました.
また次の機会に.

急いで坂を下り,駅へ向かうと,まだ汽車がいました.C12 66のようです.

気動車も駅へ到着しました.



C12が牽引している客車も国鉄50系客車という古い車両です.

オハフ50.

オハフ50.

オハ50.

牽引されるのはオハ50が2両とオハフ50が1両の計3両です.


蒸気機関車の正面はやはりカッコイイです.

画面奥に向かって進んでいます.
手前の構造物はタンクのようなので,たぶん給水をしていてそれが完了したのではないかと.

遠くに行ってしまったので追いかけます.


関東ふれあいの道というものがあるらしいというのを今回初めて知りました.
ちょうど真横から見える位置に停車していたので,じっくり観察しました(フェンス越しに).


「昭8 日立」とある.つまり1933年日立製作所製ということでしょう.日立ってすごいですね.
後,製造から80年以上経っても運用されているということにも改めて驚かされます.

この手のマーキングに心惹かれる人は私だけではないはずです.



動輪もやはり素晴らしい!


子供連れの人が近くにいたので,大きさの把握の助けとして.

茂木駅を後にして,道の駅もてぎに寄りました.すごい混み具合でした.

電気自動車が充電している所に遭遇.充電中のものを見るのは初めてです.
充電設備は確か去年松本城を見に行ったとき,松本市の駐車場で初めて見かけた気がします.
この後は国道123号線→県道69号線を元来た方向へ進んで,再び市貝の道の駅に寄りナシ(豊水)を購入しました.
国道123号線はしばらく真岡鉄道と並走するのですが,沿線のいたる所で撮り鉄の人たちがC11を待っていたのが印象的でした.
蒸気機関車は土日・祝日なら定期的に運行しているようですが,今日は天気が良かったから特に人が多かったのでしょう.
通過するわずかの時間のためにひたすら待ち続ける,という行動は,今の私にはできないものだと思いました.
市貝の道の駅を出た後は,県道69号線→県道61号線→平出(ひらいで)街道→県道158号線
→県道73号線→県道239号線→県道125号線→阿久津大橋…と氏家まで戻ってきたわけですが,氏家に近づくと雲行きが怪しくなってきました.

雨脚が見えます!

進行方向にも雨脚が見えます!
案の定自宅に着く数km手前で土砂降りに突入しました…….
ずぶ濡れになったんですが,そのときに今までかいていた汗が,
雨で流され目に入り込んできて,しみてしみて大変でした.
雨が強すぎて,すぐに真水状態になりましたが…….
カメラや財布等,濡れてはいけないものは守りきったので,帰ってから風呂に入るだけで済みました.
本日の走行距離はおよそ80km.この日記を書いている時点でもう脚が軽い筋肉痛です.
明日起きたらもっとひどくなっていそう.明日が休みで助かりました.