2016/12/24(土)真岡までサイクリング
カメラも持っていきましたし,試したこともありますが,目的は基本的に運動です.
1 コース
コースの紹介です.前回と同様に,地図と作図データを使って示します.
全行程は約66km.さくら市の鬼怒川河川公園の駐車場をスタート地点としています.
目的地は一応,真岡鐵道五行川橋梁としています.
(出典:国土地理院ウェブサイト 地理院タイル)
作図データファイル
コース入りのhtmlファイルのリンク
(出典:国土地理院ウェブサイト 地理院タイル)
今回このコース紹介で使った作図データのうち,経路に関してはGPSロガーという機械を使ってみました.
前回は,全経路をいちいち地理院地図上で作図するという非常に時間のかかる作業を行っていたのですが,
このGPSロガーを使えばその作業がとても簡単になります*1.
私が使ってみたのは,台湾製のGP-102という製品です.GPSを利用して経路を記録するという用途では十分なものでした.
設定では5秒に1回位置情報が記録されるようになっています.
結構正確に位置が記録されるようですが,記録間隔やGPSの受信状況などの要因で場所によっては地図とのズレがあるようです.
2 烏山線キハ40を見かけながらの往路
烏山線はキハ40形という製造後40年近く経った古い気動車が運転されていますが,これが来年の3月のダイヤ改正で引退するらしいです.踏切待ちで遭遇したのでカメラを取り出しましたが,例によってタイミングが悪く,近くの下野花岡駅で停車中しか写真を撮れませんでした.
3月までに見かけたらまた撮ろうと思います.
行きは追い風だったことも手伝い,巡航30km/h以上という高速走行*2でかなりの区間を進むことができました.
ただし,県道156号線は歩道がなく道幅も狭い箇所が多いので,暗い時間帯の通行は止めた方が良いと思います.


3 真岡鐵道五行川橋梁
この橋は例によって土木学会選奨土木遺産です.頻繁に通過する橋ですが写真はあまり撮らないもので…….五行川に架かるこの橋の他に,もう一つ先の小貝川に架かる橋も土木遺産になっているようですがそれはまた別の機会に.


土木学会のページによれば現役最古のポニーワーレントラスとのことだが,ワーレントラス橋である以外良くわかっていない.

土木学会選奨土木遺産と書いてあるプレートがあった.他の土木遺産にも探せばあるのだろう.
4 帰路
4.1 向かい風の国道408号線バイパス側道
帰路はそれなりの向かい風です.そして日が暮れてくる.安全第一ということで,国道408号線バイパス側道を清原工業団地まで進みました.
バイパス側道は交通量も少なく,道幅も広いので自転車には特におすすめです*3.
この道を通ることで,辛うじて巡航20km/h程度で進むことができました.
4.2 清原工業団地
清原工業団地付近はあまり良い経路を選べませんでした.早い段階で戦中に線路だった道(宇都宮陸軍航空廠線跡)に出たかったのですが,
カーナビ・地図は持っていなかったため迷いました.迷走ぶりが経路に現れている…….
4.3 宝積寺
宝積寺までは宇都宮陸軍航空廠線跡の道を進みました.この道の宝積寺付近は408号線バイパスの延伸の経路になっているため工事中.
工事中とはいえ路肩は広いので,自転車でも注意すれば進むことができます.
ただし,交通量は多いので可能な限り道の左端を走るべきです.
4.4 さくら市へ
宝積寺駅を通過した後は宝積寺の高台から降りて,4号線と並走する農道を北上しました.4号線をくぐって,旧道へ合流しスタート地点へ戻ってきました.
5 総括
およそ70kmのサイクリングで平均時速はおよそ20km/h.過去よりは速くなりましたが,これは体力が向上したというよりは,
自転車の性格の違いと,経路選択の方針を変えたことが大きいでしょう.
これからも季節柄北風が強いでしょうが,経路の工夫や余裕のある日程を組んでそれなりの距離をこなしたいものです.