2023/01/15(日)仮スピーカー完成

先週から突貫で作っていた仮のスピーカーが完成した.
23式試製20cmスピーカー筐体とでもしておく.
一週間前の記事の通り,ダイトーボイスブランドのDS-200Rというスピーカーを取り付けている.
やはり段ボール筐体に比べると低音も良く出ているし*1,細かい音が聞こえるようになったように思える.

良い耳は持っていないので,音質としては十分な性能といえる.
しかし,机に置くと奥行きがあって邪魔だ.奥行きを20cm以下に抑えたコンパクト設計なのに…….
もっと大きな容積にしたら,どんな音になるかも気になる……….

というわけで,次のスピーカーは,さらに奥行きを抑えたコンパクト設計になるのだと思われる.道のりは遠い.


IMGP9435.JPG
[機種: PENTAX K-3 Mark III ,日時: 2023:01:15 18:28:12,条件: 21mm,32mm (35mm換算),F7.1,1/50秒,ISO20000]

ほぼCADで設計した通りの形状になった.仮スピーカーなので塗装はしないつもりである.

IMGP9431.JPG
[機種: PENTAX K-3 Mark III ,日時: 2023:01:15 17:08:30,条件: 26mm,40mm (35mm換算),F7.1,1/50秒,ISO20000]

中央の板は補強板.筐体の振動を抑制する.今回は中に詰め物はしていない.

IMGP9432.JPG
[機種: PENTAX K-3 Mark III ,日時: 2023:01:15 17:08:49,条件: 48mm,74mm (35mm換算),F7.1,1/60秒,ISO25600]

スピーカーを取り付ける正面の板,そしてスピーカーユニットは鬼目ナットを使用して着脱できるようになっている.
外側は接着剤を拭き取っているが,内側はあえて拭き取っていない.組み立て直後で生乾き状態.

*1 : 段ボールは手で触っていると低音に合わせて大きく振動しているのがわかった.これによりスピーカーユニット背面から出た逆位相の音が,正面から出た音を打ち消していたのだろう.今回作った箱は同じ音量にしても振動しているようにはあまり感じられない.

2023/01/08(日)そうだ スピーカー、作ろう。

去年,お財布にやさしい,結構大きめのスピーカーユニットを買った*1
それを今は段ボールで作った筐体*2に仮固定して使っているが,当然イマイチ.
しっかりした筐体は後でちゃんと作るので,もう少しマシなものに固定して音楽を聴いてみたい.
というわけで,テキトーな箱を設計して作ることにした.加工方法について,しっかりした筐体を作るための実験の意味合いも大きい.

密閉型向けの特性をもつスピーカーユニットなので,密閉構造とする.
容積は明らかに過小だが,設置場所が狭いので奥行きも抑えて非常にコンパクト化.
最低共振周波数は50Hzのユニットだが,絶対にそんな低音は出ないだろう.
そして詰まった音がしそうだ.けど仮だから問題ない.

今日は材料のカットがおよそ終わった.
最大の難所はダボ穴あけ.その次はスピーカー取り付け穴.いずれも自作の加工機をなるべく活用する.
今月中に形になればうれしい.

ViewCapture20230109_000134.jpg

※画面は開発中のものです.実際の筐体は大きく形状が異なる場合がありますがご了承ください.
ViewCapture20230109_001010.jpg

商品の写真と簡易寸法図から手抜きのスピーカーモデルを作成した.
ダブルコーン型のスピーカーだがそれも端折っている.

2023/01/01(日)謹賀新年

2023年元旦用_年賀状_3e2.JPG

実際に記事を作成したのは1月8日なので,厳密には年賀状ではないのですが,年賀状とさせてください.
今年もどうぞよろしくお願いいたします.