2016/09/10(土)五行川と大前神社と真岡鉄道
先日掲載した記事の方法で一眼レフカメラを携行しての遠乗りです.
表題の通り五行川という川に沿って(氏家から)真岡まで向かうコースです.
目的地は大前神社という大きめの神社と真岡駅.

1 五行川
1.1 サイクリングロードまで
芳賀町以南の川沿いにはサイクリングロードがあります.それまでは,普通の農道を進むことになりますが,
狭かったり,ダートだったり,草むらと化していたり,川から遠ざかったりと変化に富み面白いです.
なお,夏でも長ズボン必須です.ロードバイクではたぶん走りづらいでしょう.
けど,以下で紹介するサイクリングロードよりは走りやすいかもしれません!

五行川は水田地帯を流れるため,農繁期は灌漑用水としての役割が多いようです.
今は水田での水需要は減っていますから比較的水もきれいですが,農繁期は水量も色も迫力があります.

五行川には用水路に水を導くためにゴム堰がいくつかあります.それらはもう役目を終えてつぶれています(それとも撤去されている?).

ゴム堰が使われているときは上のようになります(2016年6月撮影).

こっちの方が堰の形状が分かりますね(2016年6月撮影).ゴム堰の存在は最近知ったのですが,その構造に感心してしまいました.

基本的に川沿いには,稲穂も色づき収穫も間近といった感じの田んぼが広がっています.
1.2 サイクリングロード区間
芳賀町両郡橋付近からサイクリングロード(遊歩道)が始まります.特徴を挙げれば
- この先,道は途切れませんが,舗装が薄く,自然に負けているところがたくさんあります.デコボコです.
- 除草されている区間はありますが,それ以上に好き放題草が茂っている区間があります.
- 秋はバッタ類が飛び出してきます.ヘビもいることがあります.
- 総じて長ズボン必須の道です.
- 人の通りは非常に少ないです.人身事故は起きづらいでしょう(注意は当然必要ですが).
- 高速走行はほとんどの区間でできません.スピードを出しやすいところは人がいたりします.
- 一般道路との交差点で,勾配が急なところが多くあります.一時停止した後,こぎ出すことが難しい勾配もあります.
- ロードバイクでの走行には不適です.マウンテンバイク,シクロクロス,クロスバイク辺りで行くのが無難だと思います.

この写真の奥に向かってサイクリングロードが続いています(2015年10月撮影).なお,この橋は栃木県道64号宇都宮向田線という道の橋です.
近くには栃木県道181号上高根沢氏家線との交差点(T字路),廻り谷交差点があります*1.

アスファルトが薄く,なくなってきているところが多数(2015年10月撮影).

五行川沿いにある道の駅はがで休憩・昼食.
おいしそうな梨が売られていましたが,まだ往路なので買えませんでした.

ふと,空を見上げるときれいな雲があったので写真に収める.
暑くはあったものの,風がありそれなりに爽やかだった日の昼下がり.
2 大前神社
大前神社は五行川を御手洗川として真岡市街にある神社です.大きな恵比寿様の像が目を引く神社ですが,これは若宮の大前恵比寿神社です.
社殿も歴史があり,彫刻を含め中々に荘厳です.また,この神社にある末社の足尾山神社は二輪車の交通安全を願う神社だそうです.





2.1 足尾山神社

小さな社に大きな案内.末社の中では一番お参りしている人がいそうな社でした.
私も自転車でよく出歩くので,しっかりお賽銭してきました.


え,何ですかこれは?

いろいろ見覚えのあるものが奉納されていました.
3 真岡駅
今回最後の目的地です.ここの駅舎はSLの形をしていることで有名です.

駅には静態保存されている蒸気機関車など各種車両も展示されています.

すれ違いのため,C12 66(過去に茂木駅でじっくり見た蒸気機関車)がしばらく停車していました.
写真手前の車両が通過するのを待っていました.

黒煙を噴き上げ,力強く加速していく蒸気機関車.ただし加速度は小さい.



4 帰路と総括
帰路は国道408号を利用しました.五行川沿いを行くよりはるかに速い…….
真岡以北の五行川沿いは,のんびり行く場合はおすすめです.
途中に道の駅もあるし,休憩もできます.
移動距離を稼ぐにはおすすめできません.
真岡以南についてはまだ確認していないので,真岡まで国道408号を利用して時間短縮を図った上でどんな感じか試してみたいと思います.
なお,スリングバッグは期待通りの働きをしてくれました.しばらく同じように運用していきたいと思います.