2016/12/04(日)鬼怒川サイクリングロード試走

無事スタンドも取り付けたことですし,ARAYA DIAでそれなりの距離を走ってみることにしました.最近運動不足ですしね.
午前中は用事があって宇都宮市街へ向かい,午後はジョイフル本田経由で鬼怒川サイクリングロードとなりました.

IMGP0649.JPG
[PENTAX PENTAX K-30 31mm F9.0 1/320秒 ISO200]

この日付時点でのフル装備.フロントバッグにサドルバッグ.気がつくと荷物は増えている.もはや病気か……….

1 あかね色に染まる土手

2時頃から日暮れまで鬼怒川サイクリングロードを走っていたような感じです.
日が落ちるのが早いので,夜間装備を身につけようと停車したときが日没の少し前でした.
その際に写真を一応何枚か撮ってみました.

IMGP0657.JPG
[PENTAX PENTAX K-30 18mm F5.0 0.01秒 ISO200]

夕焼けに土手の枯れ草が色づいていた.割ときれい.
IMGP0659.JPG
[PENTAX PENTAX K-30 18mm F5.0 0.01秒 ISO200]

何もない場所で自転車を自立させて駐輪できるということはヤハリ便利.
ロードバイク等のスポーツ自転車で,格好悪いから取り付けないという人は多いが,
この自転車はそういう類のものではないし,カメラ(荷物)と一緒に移動というのは確定しているのだから取り付けないという手はない.

2 鬼怒橋

鬼怒橋は国道123号線が鬼怒川を渡る橋のうち,旧道側の橋です.
鬼怒橋周辺は2015年の水害で護岸が壊れ,現在工事中.その様子をこっそり撮ってみました.
IMGP0660.JPG
[PENTAX PENTAX K-30 31mm F4.5 1/60秒 ISO1600]

IMGP0663.JPG
[PENTAX PENTAX K-30 135mm F5.6 1/30秒 ISO3200]

排水しての工事なので,橋脚の構造が良くわかる.さらに下が気になるが……….

3 試走してみて

3.1 速力

今回の行程は諸々で95kmほどです.
市街地や日没後はペースが落ちたものの,その平均速度は18.7km/h程度とこれまで(ARAYA CX改2)よりも速いです(これまでどれだけ遅かったんだ!).
本日はお日柄も良く,無風・快晴の自転車日和でしたが,
サイクリングロードでは少し踏み込めば30km/hは出てしまう感じです.
私の残念な体力でも巡航25km/hくらいはしばらく走れそうですし(そのうち疲れてペースが落ちる),ARAYA CXよりは明らかに高速仕様だとわかりました.

自転車の性能はもう十分.足りないのは駆動するエンジンの側しかありません.
苦もなく巡航28~30km/hができるようになれるように行動を起こすべきでしょう.

3.2 乗り心地

サドルを交換する前は50kmも走ればお尻も腰も痛くてどうしようもない状態に陥りましたが,
見た目を犠牲にして交換した現在は大きく改善しています.
お尻が痛くて疲れてくるというのは多少ありますが,その程度ははるかに小さいです.腰は痛くなりませんでした.
ちなみにサイクルウェアではなく外出用の普段着です.なので気兼ねなく用事も買い物も済ませることができます.

問題はハンドルバーです.ポジションはある程度変えられるものの,
ブレーキケーブルがバーテープの内側に収納されている仕様からか握りづらく感じますし,サイクリング後半と帰宅後に手が痛くなってきました.
テープを巻き直すよりは手袋などで工夫する方向で対策したいと思います.

3.3 ドロヨケの効果

ありました.水たまりや濡れ落ち葉がたまっているところが結構ありましたが,大きく減速することなく通過できました.
路面状態に気を遣うことが減って景色とか別のことに注力できるのは良いことです.

3.4 カメラ可搬性

今回のお供は一眼レフカメラのK-30でした.
これを午前中の用事の関係でスリングバッグではなく,小さめのカメラバッグに入れて肩にかけて移動しました.
できないことはありませんが,このせいで肩が相当疲れました.それに運転時には邪魔になります.

あるタイミングで,禁断のフロントバッグへの収納を行ってしまいました(バッグごと).
衝撃は相当量あったと思いますが,カメラには不具合は出ていません.K-1ではたぶん試しません.

3.5 夜戦能力

ARAYA DIAは前照灯を2つ取り付けています.
ノーブランドの『USBで給電するタイプの超高輝度LEDランプ』とPanasonicの『SKL083S』です.
前者が本来の意味での前照灯であり,路面・周辺を明るく照らすものですが,明るすぎる・電池寿命が短い傾向があります.点灯させるには煩雑な操作も必要です.
後者は暗い場所に入るとセンサーとマイコンにより自動点灯してくれるものですが,
前照灯して使える明るさはあるものの前者に比べると暗く,しかも狭い範囲しか照射できません.電池寿命は長い傾向があります.

今回は日没後の市街地,郊外,土手の上の道を通行しましたが,不自由はありませんでした.
明るい箇所では前者は光量を絞って運用しました.
前者を使えば,街灯のない新月期の森林地帯の夜道を巡航25km/h程度で安全に通行できると思います.

この特性の異なる2灯を併用することで,前方の安全確保はできたと考えています.
また,尾灯に関しても日中に充電され,日没後は自動で点灯し,後方からの安全確保に貢献したはずです.

3.6 総括

満足のいく試走でした.最も大きな問題は私の体力の低さだと思います.
今後は,輪行を試したいと思います.