2017/09/09(土)東武鬼怒川線SLと日光杉並木
良く晴れていたので写真も撮りたいなと考え始め,
被写体を東武鬼怒川線のSLに決めて出掛けることにしました.事前に時刻表を調べて出発.
ただ,あくまで自転車に乗ることが主であり,仮に時間までにたどり着けなくてもそれはそれで仕方ないかな,
くらいのつもりで目的地へ進んでいきました.
結果的に間に合って,次のような写真を撮ってきました.

1 ルート
さくら市鬼怒川河川公園→市道→県道62号→県道63号→国道461号(一部旧道区間)→県道77号→国道121号(一部旧道区間)→国道119号・杉並木街道→国道293号→市道→さくら市鬼怒川河川公園
のおよそ60~70km程のコースです.
今回は旧道を積極的に通りました.道は狭めですが,交通量が非常に少ないのでそこまで危なくはないのかもしれません.
2 東武鬼怒川線
東武鬼怒川線は単線電化の線路です.今年の8月からその一部区間でSLが運行するようになりました.このため,いわゆる撮り鉄の方々も多く訪れるようになったようです.
通過した国道121号の新高徳駅付近では,駅の方から三脚とカメラを持った
いかにもな感じの人たちが撮影ポイントの方へ歩いて行く光景が見られました.
去年の冬にもこの道は通りましたが,誰も歩いてなかったですもの*1!SLパワーすごい.
特に国道121号の栗原交差点(バイパスと本道の交差点)付近に砲台を構えた人たちがワンサカいました.
いい構図で撮れるんでしょうね.
2.1 砥川橋梁

この砥川橋梁はどうやら最近登録有形文化財に指定された(される)らしいです.
私はあらかじめ砥川橋梁付近で写真を撮ろうと思っていたので,
人が多いところはスルーし,自転車の機動性を活かしつつ少しだけ撮影場所を探しました.

今回写真を撮った場所です.線路のすぐ横に細い道があるところでした.
少なくとも私が来たときにはあまり人がいませんでした.
記録写真だし,人がいないのはよいことです.それに砥川橋梁とセットで撮りたいと思っていた*2ので絶好のポイントです.
道の路肩に自転車を駐め,少し待ちます.シャッタースピードを高めに設定し,手持ち撮影で臨みます.

普通列車で確認.ケーブルが入ってしまうので注意が必要です.
2.2 SLの通過
通るSLはC11という小型のタンク式蒸気機関車です.


特徴的な前照灯の配置ですが,これはかつて現役だったときに濃霧が発生しやすい場所で活躍したからだそうです.詳しくはWikipediaを.




実物を見て初めて認識したのですが,この東武鬼怒川線で走るSLは補機にDE10を使っているんですね.
勾配の速度維持と機関車のトラブル発生時に他のダイヤに影響を与えないためのようです.
東京と会津を結ぶ路線の一部ですから万一に備えることは必要ですよね.
3 日光杉並木街道
東武鬼怒川線を後にして,日光杉並木街道を経由して帰宅しました.自転車ならば,気兼ねなく杉並木の間を通ることが可能です*3.
ただし,それ以外の箇所は路肩が狭く,通行する車の迷惑にならないように十分な配慮が必要です.


