2014/06/27(金)EPSファイル(jw_cadで作成した図)をinkscapeで追加編集する

jw_cadで作成した図面に,数式や文字,色などの情報を追加したいことはままあること.

この場合,回りくどいがjw_cad→EPSプリンタで印刷→GsViewでSVG変換→inkscapeで開くという手順を踏むと問題なく編集できる.

最初,jw_cad→PDFプリンタ→inkscapeで読み込みという手順で編集したら,EPSで再保存する際に出力がおかしくなった.

この方法は,別のソフトで作成した図をinkscapeで編集する場合に広く利用できると思われる.

Windows版GvimでPowerShellを呼び出す.

2013/07/23未分類import

Windows版GvimでPowerShellを呼び出す

設定ファイル(“vimrc等”)に下記を追加すると,
vim上で「:!プログラム名」とした際に起動するシェルがコマンドプロンプト(cmd.exe)から
Windows PowerShellに変更できる.
set shell=powershell.exe
PowerShellはコマンドプロンプトよりも高機能でパワフル*1なので,運用の幅が広がる.

*1 : だけどコマンド体系がわかりづらく,日本語のまともな資料もあまりないので非常に使いづらい.

呼び出したPowerShell上で別プロセスとしてプログラムを実行する

TeXのコンパイルは結構な時間が掛かるため,
VimでTeXを編集しているときに,普通にVimからPowerShellを呼び出し,
その上でプログラム(実行用バッチファイル)を実行しコンパイルすると,
数十秒から最悪数分間も処理で編集作業が出来なくなってしまう.

PowerShellでは“Start-Process”というコマンドで,プログラムを実行中のシェルとは別のプロセスで実行できる.
これを利用すればこのロスをなくせる.Vimのコマンドモード上で以下を実行すれば良い.
:!Start-Process -FilePath .\lualatex-set.bat 
“lualatex-set.bat”の中身は以下の通りである.
“jlreq-text.*”はバッチファイルと同じフォルダにある編集中のTeX関連ファイルたちである.
このように本文のほかに索引や参考文献も組み込み,
各カウンタの数字が正しく出力されるまで複数回コンパイルすると,相応の時間が掛かってしまう.
lualatex.exe jlreq-text.tex
mendex.exe -s jlreq-text.ist jlreq-text.idx
pbibtex.exe jlreq-text
lualatex.exe jlreq-text.tex
lualatex.exe jlreq-text.tex
さらに発展したものとして,実行される別プロセスのウィンドウをフォーカスしない(非選択状態)で実行するオプションは以下.
:!Start-Process  {.\lualatex-set.bat} -WindowStyle Minimized

gnuplotのsvg出力でフォントを設定し,inkscapeで編集する

2013/05/16未分類import
svgのグラフでローマン体を使って出力したい場合は次のように設定を行う.
set term svg enhanced mouse size 600,400 fname "Times New Roman"
注意しなければならないのは,inkscapeに登録されいるフォント名を指定しなければならないということ.
Times New Romanを指定したい場合は素直に"Times New Roman"とする.
(gnuplotのEPS出力等では"Times-Roman"など別の名前にする必要がある.)
inkscapeではフォントは(半角スペースを含んだ)半角英数で登録されている.
文字入力モードで選択できるフォント名をそのまま指定する形になる.

dviout abort automatic font generation

2013/04/30未分類import
これまでWindowsでTeX環境を整えるときは専ら
TeXインストーラー3というプログラムを利用させていただいていた.
これは非常に簡単にTeX環境構築ができるのでオススメである.

今回ThinkPadのOSの再インストールを行った関係で久しぶりにこのプログラムを使わせていただいたのだが,
珍しくエラーが出たのでメモしておく.

dvioutでフォントがうまく生成されず,
"dviout abort automatic font generation"というようなエラーが出た.

エラー表示を見たり,TeX環境の再インストールを何度か行ったりしたが,
結局dvioutのTEXROOTの値に"C:\w32tex\share\texmf-dist\fonts"というパスを追加することで解決した.
設定する場所はdvioutを起動して,[Option]→[Setup Parameters ...]の[Font]タブである.
該当箇所を追記し,変更を適用してSaveする.

TeXWikiのdvioutのページを見て修正した.
ここによれば,2013年4月8日以降のW32TeXではこの対策をしないとダメらしい.
dviout側で対策がされるまではこの手動設定が必要みたいである.

vimで行頭に一括で記号を挿入・削除

2012/11/27未分類import
調べたらありました.
コメントアウトの設定・解除や,タブの挿入・削除に便利だと思う.

記号を挿入

  1. 挿入したい行の先頭で"Ctrl + v"(ビジュアル 矩形モード)
  2. jやk(あるいは方向キーの↑↓)で範囲選択
  3. 大文字のIで("Shift + I"で)挿入モードへ
  4. 挿入したい文字列を入れる.
  5. "Esc"(あるいはCtrl + [でもよい)を押すと選択したすべての行に文字列が挿入される.

記号を削除

  1. 削除したい行の先頭で"Ctrl + v"(ビジュアル 矩形モード)
  2. jやk(あるいは方向キーの↑↓)で範囲選択
  3. d
これによって行頭の1文字が削除されます.

矩形モードのため,行頭でない場所で上記それぞれの1を実施するとそこに文字列が挿入されます.
応用範囲は広いでしょう.矩形モードの詳細は検索するとたくさん見つかりますのでそちらをご参照ください.