analog

2010/04/22Linuximport

概要と簡単な使い方

これはログ解析ソフト.
通常はcronコマンドと併用して
自分のサイトにどんなアクセスがあったかを確認するといった用途に使うコマンド.
Debian Lennyでは,webサーバをインストール時に選択すると
標準でインストールされるようである(ただ私が忘れてるだけ?).

この記事では,以下のサイトの記事を大いに参考にしています(ここに書いてあることしかしていない?).
いきなりナウでヤングなWebサイトの管理をしろといわれても……~Webサーバアクセスログ調査編~

とりあえず,html形式で結果をはいてくれるので,保存して表示させたければ,以下のようにコマンドを打ってみる.
BigOwl:~# analog > analog.html
BigOwl:~# mv analog.html /var/www/
これで,自分のサーバのrootに行くと,その情報を閲覧できる.

設定

いろいろな設定が出来る.その設定ファイルは/etc/analog.cfgである.

例えば,これに以下を追加する.
LANGUAGE JAPANESE-UTF
SEARCHCHARCONVERT ON
DNS WRITE
DNSFILE dnsfile.txt
DNSLOCKFILE dnslock
DNSGOODHOURS 672

FULLBROWSER ON
FAILUSER ON
解説する.
LANGUAGE JAPANESE-UTF ←日本語 UTFで出力ページを作成
SEARCHCHARCONVERT ON ←検索語を日本語にコンバート
DNS WRITE            ←以下4行,DNSを表記するために記述
DNSFILE dnsfile.txt
DNSLOCKFILE dnslock
DNSGOODHOURS 672

FULLBROWSER ON       ←ブラウザ情報の記述
FAILUSER ON          ←ユーザ認証の失敗ログ

自動化の下準備

cronで自動実行するには,シェルスクリプトを作っておくと便利.
以下のようなスクリプトをanalog.shとして保存してみた.
#/bin/bash

mv /var/www/log/analog/index.html /var/www/log/analog/analog-`date '+%Y-%m%d-%H%M'`.html
analog > /var/www/log/analog/index.html